秘めた思い(ラムセス編)

 ユーリ。

オレはお前が欲しかった。

お前は王の隣に座り王と同じ考え方ができる女。

だから欲しかった・・・。

天にそむいても 、 誰に邪魔されても。

いつかは自分のものなるとずっと信じていた。
              
気づかなかった。

お前がこんなに愛しいと。

惚れてしまったと気づきたくなかった。

それを知って失った時のくやしさを知りたくなかった・・・。

でも、もうお前はアイツのもの。

心も 体も 全て・・・。

<<なんでアイツなんだ!なんでオレじゃいけない!?>>

その言葉をのみこんで手放した・・・。

ユーリ、オレを選ばなかったこと後悔させてやる!!

忘れんなよ!!