第7話 満ちる月に欠ける刻 2

第7話 満ちる月に欠ける刻 1からの続きです。

-From 1-

*すごいものを見た・・・。

なんだかそんな気になった。

私が道明寺を恫喝してる。

普段私が道明寺とケンカして上げる声なんて、赤ちゃんの不機嫌な泣き声みたいなもので比べようがない感じだ。

あの道明寺が完全に威嚇されて左足を後ろに一歩引き下げた。

私だったらそのまま布団をかぶって嵐が過ぎ去るのを待つ!みたいな展開だったろう。

あれは私であって私じゃない、やっぱり英 慶介なんだって思わずごくりと唾を飲み込んだ。

道明寺は、なにか言いたそうな雰囲気だったが男の姿の私をジロリと睨んでドアの前に歩いて行った。

そして取っ手をもぎ取るような荒々しさで回すと無言のままドアをバタンと閉めた。

「ガシャンーーー」

廊下の方でなにかがひっくり返る音が聞こえてきた。

あの道明寺がなにも言わず言われた通り部屋から出ていくなんて・・・

ありえねぇッーーーーーー

後がどうなるか考えたら・・・怖い!なんて身ぶるいを感じてきた。

今の私、英 慶介が殴られる?

それとも私本体が責められるかどっちかだろうけど・・・

どっちも私じゃん!

貧乏くじひかされている気になってきた。

「彼氏怒らせたみたいで、すいません」

あ~私の声だ~。

なんて安心している場合じゃないんだけど、なぜだかホッとする。

「私の方が悪いんだし・・・抱きつくべきじゃなかったよね・・・」

聞きなれない低い声が耳の中でこだまする。

「すいません、出来ればもっと男っぽくしゃべってもらえませんか?それに仕草も・・・」

人が聞いたらこの男の子・・・そっち関係?なんて勘違いされそうなしゃべり方をしていたことに気がついた。

「あっ・・・そうだよね・・・気がつかなくて・・・ごめんなさい」

思わず手を膝まで伸ばし90度頭を下げる。

「フッー」とため息ついてベットの上の私が頭を抱えている。

「あの、どこまで知っています?」

「名前が英 慶介と言うことと、後は生徒手帳に書いてあることぐらいかな」

私はポケットの中の財布を取り出して私に渡した。

なんかこの感じはややこしい。

英 慶介の中の牧野つくしは牧野つくしを見ているわけで、牧野つくしの中の英 慶介は英 慶介を見ている状況。

自分が自分を見て話しかけているややこしい状況に頭が混乱してきそうだ。

「今これ、僕が持っていても仕方ないですから、持っていてください」

牧野つくしの中の英 慶介が財布を投げるように返してきた。

「あなたはどこまで知ってるの?」今度は私が聞き返す。

「結構いろいろ聞かされました」

「あの彼氏・・・道明寺司さんと婚約関係にあることから家族構成、そして二人がどれだけの試練を乗り越えて、現在まで至ったか・・・一人で勝手にしゃべってくれましたから」

一つ咳払いをして私が顔を真っ赤にしている。

道明寺て・・・

いったいなにをペラペラしゃべっていたんだろう。

どう考えてみてもしゃべらなくてもいいようなことを、しゃべっていたんだと推察してしまいそうだ。

「僕は記憶喪失と思われていますから」

「それと友達を連れてくるからて言ってましたよ」

思い出したように言う私の声が聞こえた。

「あっ、そっちも言葉使い気をつけてね、一応今は女の子なんだし・・・・」

いつの間にかベットの上にあぐらをかいて座ってる私に思わす視線が固まる。

あぐらが隠れるように慌てて毛布をかけた。

パンティー丸見えなんだよ!と泣きたくなってきた。

「これからどうします?」

英 慶介が私の声で聞いてきた。

どうしよう?

どうしたらいい?

まったく見当つきませんーーーーーーーーーっ。

こんな経験初めてだし・・・

誰もいないよ!なんて自分で自分に突っ込み入れる。

相手になりきって生活して元に戻る方法考えないといけないことは解かる・・・

でも元に戻れるのだろうか・・・

戻れなかったどうなるの・・・

私・・・このまま男として生きていかなきゃいけないなんてこと・・・

あったら困るーーーーー。

周りにばれずに生活できるか不安だし・・・

1番の問題は道明寺だと思うわけで・・・

こいつをどう誤魔化す?

誤魔化せる自信・・・ありません!

英 慶介の質問に応えられる事も出来ず、長い沈黙だけが病室に充満していた。

-From 2-

「一緒に暮らしませんか?幸い僕、マンションに一人暮しですから・・・」

あいつ・・・なに言いだしてる?

類に総二郎にあきらを伴って牧野の病室のドアを開けようとしている時だった。

こいつらは牧野の危機にはいつでも電話一本で集まってくる。

一緒に暮らすとか何とか言ってなかったか?

マンションに一人って・・・

いまだにお前の家は俺の屋敷のトイレより狭いアパートに家族4人で暮らしてるはずじゃねえのかよ。

いつも私と言っているのに僕なんて言っている違和感なんて問題にもならない発言。

俺の空耳じゃねえよな。

その証拠に・・・

俺の後ろからあいつらの呆けた6つの瞳がジーッと俺に注がれて同情的な色に変わりやがった。

「バーン」身体ごとドアを押しあける。

ギクッと身体をこわばらせてあのガキが俺を見つめている。

なんでさっきからこいつはいつも俺に警戒するような態度をとるんだ?

まるで俺が嫉妬しまくってる時に見せる牧野の態度のようじゃねえか。

ガキをじろっと睨んだ視線を牧野に移す。

牧野のほうは全然無表情だ。

俺の登場にもなんの関心も示してねえ感じだ。

俺の後ろからついてきた類達3人が、記憶喪失なんて問題じゃねえんじゃない?みたいな顔しやがった。

「牧野・・・いまなんて言った?」

「さっきの冗談です!」血相変えたガキが俺と牧野の間に入り込んできやがった。

さっきのオドオドした態度は変わらないのに、やけに力のある黒い瞳にこのガキの意志の強さが感じられる。

だからと言って、それぐらいで怯む俺ではない。

「どけっ!」

片手で払いのけるとあっけなくガキは後ろに飛んで行ってしまった。

ちょうど俺の背中にいた類の腕の中にすっぽり収まった格好になっている。

「一緒に暮らそうって、その方が都合がいいし・・・」

悪びれた様子もなくにっこりと牧野がほほ笑んだ。

そんなおいしいこと今まで一度も言われたことねえぞーーーーー

それが今だなんてーーーーー

てっ・・・問題はそこじゃなかった。

それが俺に向けられた言葉じゃないて現実が重要なんじゃないかぁぁぁぁぁぁ。

「牧野・・・お前・・・記憶戻ったわけじゃねぇよな?」

どこからこんな刺々しい声が俺は出せるのだろう。

「もとから、牧野つくしの記憶はありませんから」

軽い調子で牧野から答えが返ってきた。

「へっ?」

記憶がない?

それも元からないって・・・

言ってることの意味がわからねえ。

「お前・・・自分でなに言ってるか解かってるのか?」

やっぱり、頭のうちどころ悪かったのだろうか・・・・

だからこいつと暮らすなんて発想が飛び出したんだ!

勝手に俺に都合よくこの状況に結論付けてみた。

「もともと俺の記憶ってそっちのお兄さんが抱えてる方なんで・・・」

指で類にすっぽりと収まっているガキを牧野が指さしやがった。

「へっ・・・・・」

ますます訳がわかんねえ。

牧野が牧野の記憶ないて・・・

そんでもって牧野の中の記憶は・・・このガキのもの・・・

じゃあ牧野の記憶はどこ行った?

思わず俺の目は点・点になって時間が止まってしまった。

「もしかして・・・君・・・牧野?」

倒れそうになっている英 慶介を背中から両手でしっかりと抱え込んでいる体勢のまま類が尋ねる。

「アハァハハハハハ・・・久しぶり・・・花沢類・・・・」

知らねえガキの口からそいつが知ってるはずのねえ類のフルネームが飛び出してきやがった。

-From 3-

静まり返る白壁の空間。

病院の病室て、なんでこんなに白いのだろう。

清潔感よりも空気の温度が下がりだすのを助長している様に感じてしまう。

さっきからみんなの視線が男姿の私に突き刺さる。

誰も一言も発せず固まったままだ。

きっと頭のなかでホントかウソか、あリえねぇなんてことが渦巻いてるに違いない。

あんたらの驚きに比べたら私のパニックどんなもんか想像つくでしょうという叫びをぐっと飲み込む。

「ありえねえよな・・・」

「そう言われれば話しはつじつま合うし・・・」

「お前・・・男の姿で中身は彼女と、彼女の姿で中身は知らねえ男、どっち選ぶ?」

「やっぱ男は無理だわ」

言い合い始めた西門さんに美作さん・・・

さすがにそれは正論だけどどこか別のところで言ってくれ。

だから早くどうにかしてーーーーーと、泣きつきたくなった。

誰に抱きつく・・・

この姿じゃ・・・誰にも抱きつけないじゃないか。

男同士の抱き合いなんて、同情引くより身体が引いてしまいそうだ。

一人何事もなかったような雰囲気でベットに居座る私は一つあくびして両手をぐっと伸ばして背伸びした。

自分だけ肩の荷を下ろした感じだ。

英 慶介!君はなにをそんなに落ち着いていられる。

男の子が女の子のなっちゃったんだよ。

もしかして・・・そっちの傾向にあったなんて言わないでくれ。

様子を見てたらそっちの傾向はなさそうだけど・・・

「慌ててもなるようにしかなりませんから」なんて、やっぱり落ち着いた反応を英 慶介は見せている。

冷めているのか、大人ぶってるのか、どうも今一つ英 慶介の性格を私はつかみかねている。

いつまで経っても目が点になって身動き一つない道明寺に近づいてみた。

道明寺の目の前で右手をひらひらさせてみる。

まったく手の動きに反応しない眼球・・・

突然ギュッと目をつぶったと思ったら「ベシッ」と道明寺が自分のほっぺを平手打ちした。

「イテッ・・・夢じゃねえ!」

道明寺の瞳の中に英 慶介の姿がしっかりと映し出されている。

「お前・・・本当に牧野なのか?」

嘘だと言いたいが嘘じゃない。

頷くしかない状況。

「なんでこいつなんだよ!なんで俺じゃない!」

襟をつかまれ頭を揺らして道明寺が大声あげた。

「へっ」

「小説の中じゃあ、ぶつかった相手と入れ替わるのが常識だろうが!」

「その場にいなかった奴となんで入れ替わったんだ!」

「へっ・・・そんなこと私に聞かれても・・・」

解かる訳ないじゃないーーーーーーーー

私が聞きたいぐらいだよっ!

ちょっ・・・ちょっと待って・・・

道明寺・・・私と自分とが入れかわってない事に不満を持ってるわけ!?

俺とお前が入れ替わったならこんなにややこしくならなかったって・・・

本気で言ってるんですかあぁぁぁぁ。

なんかクラッとめまいがしてきた。

それはそれで絶対いやだ!

私の身体、隅々まで喜んで探検されそうじゃないか。

絶対ヤダ! ヤダ!ヤーダーーーーーーー。

ブルッと震えがきた。

思わず変な方向へ考えが飛んで行ってしまっている。

「僕その場にいましたよ」

「「えっ?」」道明寺とハモるように疑問符付きの声を上げていた。

「僕、生死の境さまよっていたみたいで、自分の姿を天井から見ていたんですよ」

幽体離脱て体験かな」

「そのうち外に飛び出していて満月が綺麗だなてふらふらしてたら、二人が言い合ってるのが窓の外から見えて・・・」

「つくしさんが椅子から転げ落ちそうになってたから思わず助けようと飛び込んで行ったんです」

「家の窓なんてスールーて通り抜けちゃって面白かったな」

「気がついたらベットの上で・・・」

「死ななかったんだて思ってたら僕がつくしさん追い出してたんですね」

「一度自分の姿を外から見ているせいか入れかわりていうのもあるのかなって割と冷静に受け止めているんです」

本を読んでるような感じに英 慶介は一気にしゃべってフッと一息ついた。

その流れなら何となく理解できるが・・・

だからってなんで入れ替わる必要があるのーーーー

そのまんま自分の体に戻れば済む事じゃないのだろうか。

原因はなんとなく分かった。

元の戻るのはどうしたらいい?

やっぱり普通で考えれば同じ状況作りだすのが物語の筋書きだよね。

幽体離脱て・・・どうやるんだろう?

考えても解かるはずがない。

「一緒にいる方が元に戻る確率高そうだよね」ぽつりと花沢類がつぶやいた。

-From 4-

話し合いの結果、司の屋敷にしばらく全員で居座ることになった。

入れかわりの現象が起きた場所にいる方がメリットが大きいと考えたからにほかならない。

「なんでお前達まで来る」と司は息巻いていた。

「だって面白そうじゃん」

相変わらずの総二郎とあきらの反応だ。

「なあ、司、もし牧野がこのまんまだったらどうする?」

「なに言ってんだ・・・このままのはずある訳ないじゃん」

何となく司がそわそわした挙動を見せ始める。

それって・・・一番触れてほしくない話題だと思うが・・・

この二人には関係ないみたいだ。

「「わかんねーぞ」」

司を煽ってどうするんだと言いたくなった。

「類!なんでお前までなんだよ」

総二郎達に軽くあしらわれた司の矛先が俺に向かったきた。

さっきからイライラし放題でそろそろ限界に来ているのが解かる。

司、そんなこと俺に言っていいわけ?

俺が言い出した結果で司の屋敷に集まることになったんだし・・・

知らない男と二人っきりで生活させれるのかという俺の問いに慌てまくったのは司だったよね。

それ気がつかせてやったの俺じゃん。

俺らがいたって牧野が戻れるかどうかの保証はない訳だけど・・・

少なからず牧野の為になにかやってやれそうな気はするじゃないか。

司に任せておいたらどうなるかわかったもんじゃない。

て・・・いうのが俺の本音だけど。

いろいろ言いたいことはあるけど、司の機嫌を損ねてもなんの得にもならない。

「まあ、いいじゃん」とだけ司に言っておいた。

何人で居座ろうが司の屋敷の広さなら問題ない。

問題は牧野の事をよく知っている使用人たちだ。

これは牧野が記憶喪失になっているということで押し通すことに決めた。

英 慶介はどう説明する。

「聞かれなければ答えなくていい」

吐き捨てるように司がいった。

そんな簡単にはいかないと思うけど・・・

司の言葉は無視を決め込む事に決めた。

「牧野の弟と言うことにでもしとけば問題ないよね」

俺の言葉に英 慶介の中の牧野が相槌を打つ。

「君の方は問題ない?」

「息子が死のうが生きようが別に関係ない人達ですから・・・」

まるで他人事のような冷めた言葉で牧野の中の英 慶介が了承した。

「それじゃあ、ここ引き払いますか」

「僕・・・病衣のままなんで着替えます」

「・・・」

「ダメーーーーー」後ろに大人しく控えていた英 慶介?イヤ・・・ 牧野が血相変えて叫んでいた。

-From 5-

「ここで・・・着替えるつもり?」

私が私を見てきょとんとしてる。

英 慶介!君は理解してるのかぁ、この状況!

みんな居るんだぞ!

この中で着替えるなんて・・・

ありえないっーの!

5人の男性に男の心を持った女性・・・

よく考えれば男の中で着替える感覚か・・・

なんて納得出来るわけがない。

問題は・・・

そんなことじゃないと気がついた。

着替えってことは、服を脱いで着替えるわけで・・・

幼稚園生でも解かる問題。

さっき私も着替える時・・・下着姿になって確かに着替えた。

さすがに下半身はまだ見てない。

一人で頷き一人で納得。

でも、着替えるのは私であって、瞳で見るのは英 慶介なんだよね。

下着姿ならまだしも、お風呂にトイレどーすんの!

どーすんのっーて考えてもどうにもならないわけで・・・

「早く戻してーーーーーっ!」

腹の底から叫んでいた。

この場の空気がいっぺんに固まる。

「まずは目隠し・・・そして私が着替えさせる」

「そうしよう!そうさせて!お願いします!」

ほとんど膝まづいて哀願状態で泣きついた。

「てめえ、何考えてる!牧野を着替えさせるだと!」

「知らねえ男に牧野触らせられるか!」

「道明寺、落ち着いて私が牧野だよ」

「この子が自分でやったら英 慶介が私を見てることになる」

「見られていいの?」

「ブフッ・・・・」

「男の低音の声で牧野の口調・・・」

後ろの美作さんと西門さんから笑いが漏れる。

説得力に欠けてしまうのはこの際関係ない!

道明寺の顔に不満がしっかり浮き上がり表れている。

「ヤダ!」

「見られるのも、触られるのもどっちも嫌だ!」

「俺がやってやる!」

おもちゃをどっちも横取りしたいダダッコ状態の道明寺が出来上がってしまっていた。

「そんなこと絶対無理!」

ブルブルと首を必死に左右に振る。

このまま泡を吹いて倒れそうになるのをぐっとこらえた。

「俺も見られてるわけですよね・・・」

「おあいこということで諦めませんか」

「それに、どちらかと言うとナイスボディーなお姉さまの方が俺の好みなんで・・・」

この子・・・西門さんと同じ匂いがした。

「そっちの彼氏よりましでしょう」

ガルッ~と横で道明寺がうなり声上げてる。

そこまでで、なにも言わないでっーーーーー

今にも飛びかかっていく体勢になりつつある道明寺を必死に抑える。

「おっ俺と気が合うな!」

「今度、女紹介してやるよ」

西門さんがそう言いながら英 慶介の姿の私と肩を組む。

なにこんなところで茶々を入れようとするのだろう。

今私に女紹介してどうするのよ。

元の戻ってからやってくれーーーー

「総二郎!触るな!」

「いいじゃん、牧野の身体には直接触ってねぇわけだし」

「どっちも牧野だ!」

西門さん・・・

絶対心の中で舌出して道明寺をからかっている。

英 慶介の言うとおりどうあがいてもその提案を受け入れるしかないわけで・・・

泣く泣くそれを受け入れるしかない現実問題・・・

本当は外野の蚊帳の外の道明寺

こいつが納得できるのだろうか・・・

どっちも牧野だって叫んでるこの状態、納得する可能性何パーセント?

道明寺・・・

勘弁してーーーーーーーっ!

本当に泡吹きだして倒れそうになってきた。

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この中で道明寺行動が一番予測不可能で私を困らせています。

つくしちゃんが男性になって、一番困ることは?

生理現象かななんて考えています。

トイレに行って用を足そうとして、しゃかいの窓を使うんだよねなんてファスナー下ろして・・・

これどうやるのと?固まって・・・

面白可笑しく書けそうな・・・

次で場面入れて書くか、短編で書いても面白そうだし・・・

流れによっちゃあそのまま流されていく可能性もあり!です。