ある日の一コマ(つかつく編 6)
このお話は『Troublemaker 』が終わったころ設定になってます。
*司:「これ、読んだか?」
つくし:「ん?なに?」
司:「俺達のことが載ってる。雑誌にすっぱ抜かれたらしい」
つくし:「・・・これ」
「この前のデート・・・?」
司:「お前は顔は映ってないからいいけどな」
つくし:「道明寺財閥の御曹司お忍びデ-トって・・・」
「大学の帰りだったし、全然お忍びじゃなかったよね」
司:「噂の婚約者かって書いてあるだろう」
つくし:「なに、ニヤついてるのよ」
「英徳大学法学科在住の後輩まで書いてある!お付き合いは高校時代からって・・・」
「アーーーッ!もしかして」
司:「な、なんだ!急に大声を上げたらびっくりするだろうが」
つくし:「このくらいでビビる様なやわな心臓はしてないでしょう」
「それより、この写真、わざとじゃないでしょうね」
「いつも侍らせてるSPもいなかったし・・・」
司:「わざとってなんだよッ。疑いの目を俺に向けるな」
つくし:「しっかり私の目を見てッ」
「視線逸らさないでよね」
司:「逸らしてねぇだろうが」
つくし:「落ち着きなく瞳が動いてるんだけど・・・」
つくし:「この前、私が花沢類と写真撮られたとき言ってたよね?」
司:「何のことだ?」
つくし:「とぼけるな。何で俺とじゃねぇンだって悔しがってたじゃない」
「ここは悔しがるとこじゃないと思うんだけどね」
司:「わざと俺がお前との写真を撮らせたことがばれても今さら焦らないぞ」
つくし :「白状した!」
司:「それは、もうどうでもいい」
つくし:「な・な・なに?」
司:「逃げんな」
「お前の顔が目の前に迫るから気分が高揚する」
つくし:「えっ」
司:「キスしたくなった」
つくし:「いきなり、熱ぽく見つめないで・・・」
司:「しょうがねえだろう、好きな奴が目の前に迫ってきたらな。それに俺の部屋だし誰もいないし二人っきりだ」
つくし:「いま、そんな雰囲気じゃなっ・・・」
つくし:「ん・・・ッ」
「・・・止めっ・・」
司:「その気になってきたじゃん」
つくし:「・・・・・」
「勝ち誇った様な顔するなッ」
「えっ!あっ・・・」
司:「いい声を聞かせろ」
つくし:「・・・っ」
拍手コメント返礼
ぶたご 様
相変わらずの二人のしょうもないラブラブッぷり♪がショートのお話のメインになると思います。
けい様
続きは香港の朝ですかぁ~
>邪魔はしないよ~…うん、しないんじゃないかな…ま、ちょっと覚悟はしときましょうか、司クン
このフレーズ思わず、さだまさし の関白宣言が浮かんじゃいました。(笑)
みほ様
続き楽しみって言われると~♪
重圧(笑)
ち**様
やりますよね(笑)
司の嘘を見破るのはさすがですが、結局いい思いするんだろうな~。
ゆったん様
初めまして。
よろしくです。
のだめ 様
こんな会話たくさんしてそうですよねこの二人。