ある日の一コマ(つかつく編 7)

たまには、タマさんも絡めて♪と言うお話です。

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メイドA:「よく呑気にお茶を飲んでられますね」

タマ:「こんな時は慌ててもしょうがない」

メイドB:「坊ちゃんのお部屋、すごい音がしましたけど・・・」

タマ:「昔に比べれば優しいもんだ」

メイドA:「きっと、なにか壊れてますよ」

タマ:「坊ちゃんの部屋は壊れてもいいレプリカしか置いてないから大丈夫だ」

メイドB:「お部屋、片付けに行かないといけませんよね・・・」

メイドA:「今の状態の坊ちゃんに近づくのは自殺行為ですよ」

タマ:「しばらくすれば機嫌も直るだろうから心配ないだろう」     

メイドA・B:「・・・・・」

タマ:「そんな不安そうな顔しない!」

   「しっかり、手は打ってあるから」

   

つくし:「道明寺ーーーーーッ」

メイドA:「今、血相変えて走って行かれたのつくし様だよね?」

メイドB:「たぶん、大丈夫かな?」

タマ: 「喰われてもらった方が坊ちゃんが静かになるよ」

    「坊ちゃんが機嫌が悪い時の元はつくしだ」

    「その元に機嫌を直してもらえばいいだけのことさ」

    「坊ちゃんが手がつけられなかった昔とくらべればあんたたちは随分楽になったもんだよ」

    

メイドA:「そうなんですか?」

メイドB:「確かに、前みたいにやつあたりされることはなくなっているけど・・・」

「バン」「ガシャーン」「ドン」

・・・・・

タマ:「ほら静かになった」

   「さっさと仕事に戻って、坊ちゃんの部屋はほっといていからね」 

メイドA「言われなくても近づきません」 

タマ:「さて・・・昼寝でもしてようかねぇ」

    

つくし:「道明寺!」

司: 「どうした!血相変えて、何かあったか!」

つくし:「どうしたって、道明寺が悪いってタマ先輩から連絡貰って・・・」

司:「タマ・・・?」

つくし:「この床にチラばってる残骸・・・」

    「・・・元気そうだね」

    

司:「確かに悪いかも」

つくし:「へっ?」

司:「機嫌」

つくし:「あっ?」

司:「久しぶりに大学行ったらお前いなし、類と一緒だったんだろう?携帯通じねぇし」

つくし:「一緒って・・・家に送ってくれただけだよ」

    「携帯・・・あっ!?電池切れてたみたい」

    

司:「俺がお前と会えないのに類がお前と会ってるっていうのは許せないだろうがぁ」    

つくし:「そんなに花沢類とも会ってるわけじゃないけど・・・」

    「学部も違うし・・・一緒の講義も受けてないし・・・」

    「今日はたまたま」

司:「そのたまたまがなんで俺と重なるんだ」

つくし:「連絡くれれば待ってたわよ」

司:「お前を驚かそうと思ったんだろうが、俺見て喜ぶお前見るの好きなんだ」    

つくし:(//////)

    「あんまし、顔近づけないでよ」

司:「看病しに来てくれたんだよな」

  「俺の機嫌直せ」 

つくし:「どさくさにまぎれて抱き寄せるなッ」

     「ンッ・・・」

     

つくし:「いつも強引なんだから」

     

司:「そんな俺が好きなんだろう」 

つくし:「スキってッ・・・」    

    「機嫌直ってそうだけど・・・」

司:「まだたらねぇよ」

つくし:「キャッ」

    「まだ、昼間!寝るの早い!落ち着け!」

     

司:「落ち着くのお前の方なんじゃねぇ?」

つくし:「わーーーボタン外すな、待った!」 

司:「今日はタマに感謝しないとな」

つくし:「感謝しなくていいーーーーーッ」

拍手コメント返礼

けい様

西田さんのウイウイ新人時代にタマさんの恋愛指南。

リクエストの内容必死で考えてますよ。

時間が欲しい夏休み。