ある日の一コマ(F4編 3)

今回はF4をからめての大学編のお話です

*

総二郎:「司、一人?」

司 : 「一人じゃ悪いのか」 

あきら:「えらく機嫌悪いな。あっ、牧野がいないからか」 

司:「そんなんじゃねぇよ」

類:「牧野はどうしたの?いつものこの時間は一緒だよね」

あきら:「大学でもなかなか会えないってぼやいてたもんな。貴重な時間なんだろう」

司:「その貴重な時間に何でお前らまでやってくるんだ」

総二郎:「一人でブスーッとしてるからだろうが、怖がって誰ひとり半径10メートルには近づいてこない」

    「牧野も今日は大学に来てないみたいだしな」 

    「無駄な空間を作る必要はないだろう。で、今回のケンカの原因はなんだ?」 

司:「ケンカはしてねーよ。あいつが勝手に膨れただけだ」

あきら:「世間ではそれを痴話げんかって言うんだよ」

類: 「俺が牧野を慰めてこようかな」

司: 「類!出しゃばんな」

類:「いいじゃん別に」

  「牧野が大学を休むって普通は考えられないからね」

あきら:「そうだよな。講義1時間の授業料換算して休んだら勿体ないって叫んでたからな」

総二郎:「俺らの親が大学に寄付してる額を牧野が知ったらどうなるんだろ」

類:「呆れると思うけど」

あき、総:「「だからお坊ちゃんは嫌いってな」」   

司:「勝手に面白がってろッ」

類:「えっ?なに、なんだか同じようなこと言われたみたいな顔してるけど」

司:「あのバカ、バイトだと。俺の貴重な時間をあいつにやるって言ったら、いらないとぬかしやがった」

  「自分の都合を私に押しつけるなって言ったんだぞ」 

あきら:「牧野なら普通だろう」

総二郎: 「俺なら怖くていえない」

類:「牧野に振られて拗ねてるわけか」

司:「振られてねーよ」

総二郎:「あんまりごり押しすると時間の問題かもな」

司:「バイトなんてする必要がどこにある。全部俺が面倒見てやるって言ってるのに」

あきら:「金目当てでねだられるよりましだと思うけどな」 

司:「あいつは金目当てで俺と付き合ってるわけじゃねえぞ」

総二郎:「そうカッカするな。それは俺ら全員心配してない」

あきら:「それだけならこんなややこしい傲慢な奴じゃなくて、俺ら3人の中から相手選んだほうが絶対いいはず      だ」

司:「あいつは俺ンだッ」

総・あき・類:「「「とらねぇよ」」」

つくし:「あっ!いた」

    「バイト、代わってもらったんだからね」

    

司:「なんだ、その感謝しなさいみたいな顔」

つくし:「うれしくないの?」

司:「だったら最初からそういえばいいだろうが」

つくし:「だって、バイトに行ってみないと分からなかったんだもん。これでも大急ぎで大学に引き返したんだからね」

類:「牧野。司はさっきまで拗ねてて機嫌悪かったんだよね」

あきら:「俺らが慰めてやってたんだけど」

総二郎:「なかなか機嫌が直らない。やっぱ牧野じゃなきゃダメだよな」

司:「そんなことねえぇぞ」

類:「素直じゃないね」

あきら:「俺なら、ありがとうってすぐ抱き寄せるけどな」

総二郎:「その前に俺ならケンカにはならないよ」

司:「てめーら消えろーーーッ」

拍手コメント返礼

けい 様

朝早くからありがとうございます。

久々ですね一番乗り♪

キリ番リクエストの方もしっかり準備してますのでもうしばらくお待ちくださいね♪

tsun 様

司の時給っていくらんでしょうね。

考えてもわからない・・・

ち**様

つくしちゃん天才的に「生ころがし」環境製造のプロ♪

ブハハハハ、うまいな♪

座布団3枚上げたいです。

ドSはどっちだ~

nonno様

おかえりなさいませ~。

お疲れ様でした。

つくしちゃんの嫉妬~

私もいっぱい書いてみたいんです。

どんなバリエーションで嫉妬させても司は喜びそうですよね。