傷跡に優しいキスを

キリ番ありがとうございます。

1350000のキリ番は puu様 でした。

コメントありがとうございます。

少しでも長くつつけていけるように頑張りますのでよろしくお願いします。

1360000のキリ番は yuuko様 でした。

驚きました?

突然キリ番ゲットのお知らせ画面が出てきますからね。

つかつくの家族の話は一番拍手が多いんですよね。

ただいま一番の人気は駿君のような気がします。

1600000のキリ番は 栞様 でした。

以前からキリ番を取りたいっておっしゃってましたので私もうれしいです

キリ番の画面は8通りくらいあるので全部挑戦なんていかがでしょうか?

大変かぁ・・・。

う・・・っ

けい様のコメントから妄想が暴走中。

本編に関係ないお話です。

「涙~」のお話の翔平君の思い人は実は一之瀬さんだった!の設定です。

ちょこっとだけUPして見ました。

もっと~と思われたら拍手で後押しお願いします。

スルーしてもらった方がうれしいかも・・・(^_^;)

傷跡に優しいキスを

*

「社長のことそんなに煽らないでいただけますか」

あきらには珍しく荒々しく部屋を出ていく姿を見送りながら一之瀬は翔平を振り返る。

「・・・やっと貴女が僕を気にしてくれた」

一之瀬は翔平の苦々しい声を聴いて目を見開いた。

一之瀬にゆっくりと近づいた翔平はその前で足を止め一之瀬の手に自分の手を重ねた。

それを何事もないように一之瀬は受け止める。

それはまるで子供の好きなようにやらせてるだけとでもいうような落ち着きを作る。

さっきまでの不服気味につぶやいた声は影をひそめて数年ぶりに合わせた手のぬくもりを翔平はただ感じていた。

「今でも僕はあなたを忘れることができない」

熱く注がれる翔平の視線。

「私の中では記憶の中の出来事だわ」

一之瀬の片方の腕は静かに動いて翔平の頬に指先は触れる。

「いつまでたってもあなた僕のものにはならない」

「僕はあなたの花嫁姿を見た時から魅せられているのに」

白いウエディングドレスに身を包んで満面の笑みで投げられたブーケは翔平の手の中に落ちた。

ブーケの行先に若い女性は落胆し大人たちは笑い声をあげる。

その頃の翔平にブーケの意味も分かるはずがない。

ブーケを次に受け取ったものが結婚する。

いまだに翔平が結婚してないのはこの時のせいかもしれない。

ブーケを手に持ったままボッと立っている翔平の耳にはどんな音楽も言葉も届かずその花嫁だけに神経が集中していた。

「翔平、ブーケは女性に譲るものだ」

横で物知り顔に囁いたのは三歳年下のはずのあきら。

「勝手に俺の手の中に落ちてきたものはしょうがない」

相手にしない素振りで翔平はブーケの白い花を見つめる。

「綺麗な花嫁だよね」

好みの感覚はどうやらあきらと俺は一緒らしいと翔平はその時思った。

その花嫁は結婚5年で別れたと聞いた時、自分を知ることないその人の為に心を痛めた。

それでもうれしいと思う心は胸の奥から芽生えてしまってる。

矛盾する想い。

思春期のトキメキを忘れられずに大学生活を送っていた日々。

付き合った彼女の中に貴方の姿を探していた。

どうにでもなるものではないのにとため息をついた幾度の夜。

偶然にもあの時の花嫁と再会できた日のことは今でも鮮明に覚えてる。

「今は、そんな話をしないで・・・」

一之瀬の指先は頬から翔平の前髪を絡めるように動く。

抱きしめて引き寄せた身体からは五年前と同じ甘い香りがして翔平の心をかき乱すには十分な魅力を見せている。

「貴方も僕のことを忘れてないと言ってくれ」

彼女は何も言わないまま翔平の腕の中で抱かれた形のままにその静か息使いだけを繰り返す。

規則的に胸にかかる吐息は翔平の鼓動を少しずつ早めていく。

「引き戻さないで・・・」

ゆっくりと顔をあげた一之瀬の目に翔平の熱い瞳が映る。

「昔みたいに自分勝手で我儘な子供じゃない」

一之瀬の両頬を翔平の手のひらが包み込む。

スローモーションのようにゆっくりと降りてくる唇を一之瀬は黙って見つめていた。

この二人の関係は~

あきらも知らない二人の過去♪

こんなお話が隠れていたらあきらも安心なのになぁ~

拍手コメント返礼

けい様

「脱どS宣言」!今回だけ~(笑)

いや~はまってますね。

けい様の熱い視線を感じます。

だらだらの劇アマ(劇薬的な)~になったらどうしましょう(^_^;)

最後はハッピーなお話!それとも悲しい結末!

どっちがお好みですか?