☆第8話 From one's heart 特別版 (5周年特別企画)

5周年企画第3弾。

第四位に入りましたつくしの妊娠騒動のお話。

なんとなく私の文体も今とは違う気がします。

2010年のお話ですからね。

初期の頃書いていたお話です。

それでは続きからどうぞ。

続きの部分は年齢制限のあるお話になります。

「いつかじゃなくて、今すぐって駄目か?」

大学卒業してからって私は今、言ったよね?

私の後頭部を包み込んだ道明寺の手の平が私を道明寺の肩口に引き寄せる。

私を抱きしめてる腕に力が込められて強く抱きしめられる。

逃げようにも逃げられない。

道明寺の胸元に引き寄せられてしまった私の胸がむにゅってつぶされてる。

苦しかったはずの呼吸が少し楽になったこの感じ・・・

胸を締め付けてるはずのブラのフォックが外された!

なれた感じで背中の真中を指先が摘まんで軽く絞って100分の1秒の早業。

いやいや・・・

さっきまでの甘い雰囲気。

確かにときめきはある。

この騒動の後でそんな気になれないって思っていはずなのに、道明寺の熱に流されそうな自分を否定するつもりはない。

ここは優しく抱き合って手をつないでってことだけじゃダメかな?

ブラを外された時点でその考えが道明寺にない事は分る。

腕が腰から私の脚に移動してきたのも分る。

その腕を止めようとしても私の腕は全く動きようがない。

もぞもぞと身体を動かすたびに道明寺手中にはまっている気がする。

蜘蛛の糸に捕らわれて身体の自由を奪われていくみたい。

口から出す糸はすでに私の身体をグルグル巻きにしちゃってるみたい。

「牧野・・・」

耳の奥に吹き込まれた声にざわつき始める肌。

道明寺の声が吐息がすでに私から抵抗す理性を一枚ずつ脱がされていく。

道明寺が私に見せた許しを乞う姿はすでに道明寺からは抜け落ちちゃってる。

折角感動してたのにッ!

そこからすぐにその気になってる道明寺。

自重するって考えはないのか!

騒動が本当になったらどうする。

私は大学を4年で卒業した。

道明寺に抱かれるのは嫌いじゃないけど・・・

すっかり道明寺に慣らされちゃってる身体はすで道明寺の愛撫に反応し始めてる。

唇から頬を伝って肌を滑らせる唇は首筋から鎖骨ラインを伝って窪みの部分に舌のざらつきが触れて、そして、吸い上げる。

私の唇から洩れた声は自分でも隠しようがないくらいに甘い息を漏らし始めてる。

少し緩んだ道明寺の束縛に突放なすはずの私の腕は道明寺の首に腕を回してた。

「ちゃんと・・・して・・・」

「満足させてやるよ」

「ちがっ・・・・」

言いかけた言葉を閉ざす様に道明寺の舌先が私の唇を舐める。

音を立てて啄む唇。

こそばゆさに我慢できずに開いた唇からすかさず舌先を差し込まれてしまった。

「ふ・・・んっ・・」

鼻から先から漏れた喘ぎ。

構内で道明寺の舌が蠢きはじめて逃れる間もなく絡め捕えられた舌先をきつく吸われた身体の奥から熱い疼きを生む。

燃える様に熱くなってきた身体を私以上に熱い熱の道明寺が遠慮なく触れてくる。

道明寺の手がスルリと脚の間に入って肌に与えられる刺激に身体が熱くてたまらない。

溶けだした身体を支えてるのは自分の脚じゃなく道明寺の身体で・・・

「ダメっ・・・」

囁くような声は、すでに拒絶の意味は失ってる。

大腿に触れたいた指はいつしかスカートの裾をめくり下着と肌の間に滑りこんできてる。

それが分っていながら阻止できなくなっている。

「濡れてる」

秘部触れる指はそのまま浅く内部に入ってくる。

中からとろりと蜜が溢れているのを私に知らしめる。

自分の意思じゃなくすでに道明寺の意のままに動かされて支配されていく感覚にからめとられてる。

「ちゃんとするから」

耳元に響く声は麻薬のようで幻のように響く。

道明寺の1本から増やされた指はもっと深いところまで侵入してきて私の蜜を掻きだす抽送を繰り返してる。

運ばれたベットの上に横たわったまま私から離れた道明寺を批難するように見つめてる自分に気が付いた。

もっと触れてほしくて触れあっていたい。

道明寺の熱が私から離れたほんの少しの時間も嫌だって思ってしまう。

部屋の明かりを照らすサイドテーブルのライト。

その引き出しから取り出した小さくて四角の包み。

それが避妊具だとすぐにわかる。

私の意味を分かっていてわざとわからないフリで私を煽って焦らせてるって意地悪だよ。

避妊具をつけた道明寺が私の上に覆いかぶさる。

秘所の押し当てられたそれは直ぐに私の中に押し入ってきた。

「あっ・・・」

奥まで挿入された衝撃が道明寺に満たされた喜びを隠すすべを忘れたように下腹部から全身へと広がりを見せる。

局部が痺れてどうしようもないほどの淫らな気持ちになる。

甘くしびれる乳頭に掌が押しつぶされて乳房が指に掴まれて形を変える。

背中の下に腕を差し込んできた道明寺が汗でぬれた私の身体を抱き起すようにして体位を変えてきた。

道明寺を跨いでる恰好の私の腰に回された力強い腕は私を押し込めて下から道明寺の身体を私の中に突きあげる。

挿入を続ける道明寺の肉棒は窮屈なほどに柔襞を押し広げて最奥まで刺激してくる。

「はっ・・・」

吐息交じりに吐き出す息。

道明寺の上で身体が上下するたびに甘い疼きが時間を空けずに襲ってくる。

高まった熱が道明寺の熱とまじ合って心地よくてしょうがない。

「どう・・・みょう・・・じ・・・」

全身が激しく痙攣して声が震える。

「そのまま、俺に任せろ」

しっかりと私を抱きしめたまま道明寺の動きが激しさをます。

「ふぅ・・・っ」

喘ぐほどに吹きだしてくる汗が首筋や背中を伝い落ちてくる。

耳元でまじりあう熱い吐息。

「牧野・・・っ」

激しく突き上げていた道明寺が私を強く抱きしめた。

「・・・くっ・・・」

短く苦しそうに息を吐きだした道明寺の動きが止まって身体の奥の方で道明寺が弾けた。

大きく何度も息を吐く道明寺が私の肩に額を預けてくる。

額に張り付いた前髪をそっと愛しさのままに触れる。

互いの合わさった肌の温もりが心地よくて、収まったはずの熱が身体に甦る。

つながりを解いて離れた道明寺が私を横たわらせその横に転がった。

肩肘をベッドについて上体を起こした道明寺が私を見つめてる。

愛しげな瞳で。

額に張り付いた髪に滲む汗。

ほころぶ口元、熱いまなざし。

「これが、一番仲直りできるな」

やさしい微笑が私を覗き込んでくる。

「その前に、仲直りできてたじゃない」

膨らませた頬は道明寺のキスですぐに弾かれた。

子供達の話しに行く前にここはひとつ!ということでお☆様をお届けしました。

だんだん濃厚になってる気がする・・・(^_^;)

拍手コメント返礼

なお 様

拍手一番のりありがとうございます。

朝からってヤバイですよね。

これで5周年の記念の物が譲渡できました。

そんな気分です。(笑)

still・・・ 様

意外に待ってる方が多いお☆様♪

最近は昔ほど疲れずに書ける様になってきました。

進歩したような気がします。

まわりに誰もいないときしか書けません。

そして、私が書いてる事は身近な人には言えません。(笑)

Gods & Death 様

R仕様の表現いつも悩むんです。

悩めずに書けちゃうのが ○棒 

書く時は書いていいのかと悩む。

ドキドキでした。

みわちゃん 様

某所の影響色濃く出てます。

否定はしませんけど・・・ハズイ。

なる 様

夕方なら朝読むよりは・・・

大人のドキドキタイム!

子供達には悪いけど邪魔されたくないですよね。

誘惑をしてるのは私じゃなく司君です(笑)

かよぴよ 様

どこまでちゃんとしてもらえばいいのかな~

司の満足度は!

着けてるとこを想像?

きゃーーー。

その姿を見ながら期待が高まるのね~

ドキドキし過ぎて気を失いそうです。

昨日は朝からJ君NHKで見ましたね。

今日夜放送も楽しみです。

ここから優秀なお勉強と実施を繰り返してもっと濃厚になる二人。

ここまでが書くのは限度かもしれません。

うさこ 様

我慢できずにピーの部分読まれたんですね。

昼間からすいません(^_^;)

大歓迎と言われてホッとしてます。

今度から夜公開にしようかしら。

ゆきこ様

なんでもチャンとしなきゃダメですよね。

司君偉い!

勝手にやっちゃうとつくしちゃんしばらくさせないとか言いだしそうですからね。

遠くない未来に楽しみが待ってる。

mizuta 様

今までの中じゃダントツに濃厚だと思います。

何時もはここまで書かなかったですもの。

大歓迎と言ってもらえて良かった。

ランチの合間内この話を?

それもご主人がいる前で?

私の方がドキドキしちゃいますよ。(笑)

mizuta 様の勇気に拍手!

大人の世界もしっかり成長してる二人。

2人とも淡泊だったら・・・

淡泊な司・・・想像できない。

ni**様

無事到着よかったです。

これが今のところ一番濃厚です。

他のお話は殆どソフトでオブラートに包んでお届けしてます。