whitedayの夢のあと 3

ぬか喜びって言葉知ってるかな司君(^_^.)

20歳ちょっとで彼女の妊娠をここまで喜んでる男性いないよ~

司のつくし愛はつくし合いってね。

本編いに行く前にちょっとした小話思いついたので書いちゃいます。

もちろん今後のストーリーには全く関係ありませんので軽く読んでくださいね。

 *

「なぁ、妊娠したらしばらくはお預けだよな?」

突然の告白でみせた動揺もすぐに落ち着きを取り戻す執務室。

「どのくらい我慢すれば言い訳?」

並んで座るソファー。

膝に置いてギュッとこぶしを握ってるその上から包み込むように自分の手のひらを重ねた。

「我慢?」

意味不明だという表情はあどけなく俺を見つめる。

こいつ・・・わざとじゃねぇよな?

「だから、しばらくはお前を抱けねぇだろう?

だからそれはどれくらいか知っとく必要あると思わねぇ?」

目の前で頬が見る間に赤く染まる。

俺もこいつの色が移りそうだ。

心臓もドクンと大きく音を立ててつくしの唇が動くのを待っている。

「私もわからないわよ!」

じっと見つめていた視線をそらしながら牧野が答える。

「生まれるまで?」

一呼吸おいてきょどったままの視線が上目使いに動いて俺の視線と重なった。

そうか、生まれるまでか・・・

「なに!そんなになげーのか!」

子供が生まれるまで1年近くあるんじゃねぇの?

思考がそこに行きついて素っ頓狂な声を上げた俺。

「だって・・・赤ちゃんが育つところに道明寺のが・・・入ってくるんだよね・・・

生んだあとじゃないとだめじゃないの?」

俺のが・・・

胎児に・・・

触れたらどうなる?

ほんとに触れるのだろうか?

思わず自分股間を見つめてしまった。

禁欲生活・・・

げーーーまた生ころがしかよ。

大丈夫ですいくら司君の物が立派でも子宮までは到達しませんから!

おそまつでした。

それでは続きから本編をお楽しみください。

 *

「ねっ」

・・・・

「ねぇ!」

・・・・・・・・・・・

何度呼びかけても私に背中を向けたままの道明寺。

椅子にペタッと腰かけたままくるりと椅子を180度回転させた背中を向けたまま。

黄昏てしまってる・・・・?

椅子からは肩から上しか見えないし・・・

表情は見えなくても機嫌が・・・悪そうだなって・・・オーラは発してる。

道明寺があんなに妊娠を喜んでるなんて思わなかった。

でもね妊娠したって思ったら動揺するのも仕方ないじゃない。

大学も休学しなきゃいけなくなるし、自分の体形も変わるわけだし・・・

子育てが私にできるかもわからない・・・

それに結婚前に妊娠ってことになったら道明寺のお母さんにもなんて思われるか・・・

やっと結婚を認めてもらったんだよ。

悩むなって言うほうが無理。

本当に妊娠していたらそれはそれでうれしいよ。

なにがなんでも産む。

そこのところは微動だにしない。

道明寺のように楽観して手放しで喜ぶには時間が必要なの!

「ねぇ・・・そんなに怒らないでよ」

「怒ってねぇよ」

やっと道明寺の声が聞けた。

おっ!

聞えた声と同時に椅子が回転して道明寺が前を向く。

「俺の子が・・・っ」

そう言ったままデスクの上にうつぶせた道明寺。

その動きの唐突さに思わず一歩身体を引いてしまった。

いや・・・

そこまで落ち込まなくても・・・

責任とれとでも言いたそうなうつ伏せから顔を上げた道明寺が私を睨む。

子供が拗ねてぐずってるような甘えるような目つき。

いつもならそんな態度は執務室で見せないでしょう!

西田さんが見たら何事かって思うわよ。

「おい、もう一日黙っていたらなんにもなかったんだよな」

責める口調は道明寺の冷やかさを強調してる。

ここ数日連絡もなくて、悩んでたら道明寺の呼び出し。

ここ三日くらい私悩んでたの!

今日を逃がしたらいつ会えるかわかんないし、電話で話せる内容じゃない。

会った時にって、思ってたらホワイトデーの温泉旅行の話を道明寺がしだすから今しかないって思ったんでしょう。

道明寺にも責任はあるんだからね。

それに道明寺に話したらすぐに生理が始まるなんて予想もしなかったもの。

精神的影響がこれほど明確に表れるって誰が思う。

こんなことなら喋んなきゃよかったって私が一番思ってる。

「はぁ・・・」

道明寺のため息・・・そして落胆してる表情・・・

滅多に見れない。

これほどの落ち込みは初めてかも・・・

自分がすごく悪いことをしちゃった気にさせられてる気分。

「どうしたら・・・機嫌はなおる?」

私の声に道明寺の瞳が鋭く光ったように見えた。

椅子から立ち上がった道明寺。

その動きに壁際まで衝動的に身体が飛んだ。

バカだ・・・

どうせな部屋の入り口に近いところに逃げるのが鉄則。

まじかに迫る道明寺。

背中に触れるひんやりとした壁の感触。

ガツンと殴られそうな勢いで私の頭の上に手をつく道明寺。

あっ・・・

思わず上目でその腕のラインを追ってしまった。

下肢の間には道明寺の長い脚が入りこんで左右の足を割ってしまってる。

そしてもう片方の腕が胸元の横に止まった・・・

もう一歩も逃げられない状況。

「ホワイトデーで俺を楽しませろよな」

目の前に道明寺の顔が・・・唇がふれあいそうな距離でつぶやく道明寺の甘い声が低く響く。

唇が動くたびに唇に感じる吐息。

頬に触れる道明寺の手のひら、そのまま私の頬のラインをなぞる指先が顎を持ち上げた。

「今日は、これで勘弁してやる」

道明寺の唇は軽く開いて私の唇を甘え噛みするようなキス。

そのまま舌が舐める様に動いて唇にまとわりつく。

自然と開いた唇が道明寺の下を受け入れてキスを返してしまった。

離れた道明寺にキュンと子宮が収縮するような感覚。

まだ足らないって道明寺を求めてしまってる。

「その気になってきたな?」

意地悪く笑った表情に力が抜け落ちそうな身体に自制心をかき集めてる。

「なってないから」

「素直じゃねぇな」

クツクツと笑う道明寺が頭を垂れて私の首筋をチュッと吸い上げた。

「心配するな。最後までできねぇのわかってるから」

耳元でそう告げた声とは裏腹に道明寺の指先が唇が私を煽る。

私を遊んでるだけだって道明寺の余裕を肌に感じてる。

「ホワイトデーまでだめだからね」

必死にかき集めた自制心で道明寺の胸元を強引に押した。

思ったよりすんなり離れた道明寺。

「これ以上は、俺も我慢できなくなる」

そう言って楽しそうに道明寺が笑みを見せる。

「楽しみが増えたな」

道明寺の口元が満足そうに笑みを作る。

私・・・

ヤバいこと言った?

どこまで道明寺はするつもりなのだろう・・・

私の経験と知識じゃ想像は知れてる。

追いつかなかったらどうしよう。

背中に走った悪寒を押しとどめる様に自分の両腕で抱きしめてしまってた。

リクエストの壁ドンここで書きましたが早かったですか?

もう少し後にとっておいたほうがよかったかしら

拍手コメント返礼

メガネちゃん様

エロ壁ドンに爆笑。

そこまで妄想をかきたていただき作家冥利に尽きます。

ありがたや~

なにげにエロかったですか?

お☆様まえにそう言われるとハードルが上がるなぁ。

ついていけるかしら?

Gods & Death 様

壁ドン!

付き合いたい女性を落とすときのいい男限定の必殺技ですよね。

効果ある人は一握りだろうなぁ・・・

なる様

>壁どん いいなぁ♪ 似合う男と 似合わない男がいるなか 司くんは 間違いなく 壁どんが 似合いすぎる男です しかし 相手はつくしちゃん限定だけど。

F4ならみんなされてみたいですよね。

そういえば小栗旬君が番組でj陸上の女子大学生を相手に連続壁ドンをやっていたの思い出しました。

流れ作業壁ドンでも小栗君ならありだな。

ゆきこ様

エロ野獣降臨って♪

なんちゅう命名。

でも気持ちはわかります。

ここでここまできちゃったら後はどうなるの~

つくしちゃんの贅沢な悩みと不安。

心配ないさ~

足腰たたなくなってもすべて司がやってくれるよ~

温泉に浸かって筋肉もしっかりほぐしてもらえるはず。

そこもエロかったりして~

mizuta 様

まだまだこの時期はお忙しいそうですね。

ホワイトデーを楽しみにガンバて~

元気の元のお話を準備しておきます♪

ゆみん 様

おねだり♪

司君おねだり上手になれるかな?

これこそつくし育成し甲斐があるかもですよね。

あんなことはこんなこと♪

普段はやってくれないことも優しく指導して教え込むのは司君!君だ!

って・・・どんなこと?

きゃーっ(^_^.)