野獣は素肌で戯れる 1
さぁ・・・
何を書こう・・・
この亀更新のせいでほとんど話が進んでないに等しい・・・
物語の構成はどうなってるのか自分でもすっかり忘れてるジュニアのお話。
駿君は転校させられそうなところで止まってる。
舞と佑と大内先輩の関係の行方は!
今年の初めの更新で中断してます。
やばいな・・・
8周年も迫ってるからショートを少しUpしようかとも思っていろいろ考えちゃってます。
ということでちょと道明寺家の短期集中連載 8周年企画を行きます♪
「こら!マテ!」
テーブルの下やソファの下に潜り込むやんちゃ坊主とおてんば娘。
決して鬼ごっこをしてるわけじゃないのは俺でもわかる。
つくしの手に握られたるのは子供たちの下着と寝巻。
風呂上がりの素っ裸の子供たちはつくしから逃げまわってる。
風呂上がりの攻防。
時々やってんだよな。
床のびちゃびちゃの濡れ具合から風呂場から逃げだした子供たちを追っての攻防劇。
こいつらにしたらお前に追いかけてもらうのが楽しくてしょうがねぇって感じ。
息を切らしたつくしが俺の横に立って一言。
「駿のときはこんなことなかったのに」とつぶやいた。
二人を同時に世話すればどうしても一人からは目を離す隙ができる。
だから俺は子供たちの世話は誰か人に任せろって言ってる。
なのにつくしは自分一人で子供たちの世話をするって息まいてる。
俺のことは蚊帳の外って状態気が付いてるか?
つくし・・・
お前さ・・・
自分が今どんな状態かわかってんの?
子供たちの素っ裸に近いバスタオル一枚まいたままの姿だぞ。
身体に巻いただけの単純な巻き付け。
タオルの端を胸元で挟んだつもりだろうけど、外れかけてるし・・・
視線を少し下に下げれば胸元のふくらみがはじけて今にもタオル落っこちそうだし。
今の俺は期待感もろだしのスケベ心で自分の妻を見てる。
「捕まえた」
飛び出して翼はどう見てもわざとつか舞えてほしいって状態で飛び出してつくしの胸めがけて突撃。
捕まえたのは翼だけじゃなく落ちかけたて崩れかけたつくしに巻き付いてるバスタオル。
見れねぇのか・・・。
「舞を捕まえてくれる?」
膝をついたつくしが俺を見上げてつぶやく。
少し上気した火照った顔。
片膝付いたままの姿勢から見える白い足がなまめかしい。
子供たちのにぎやかな声がその悩ましさをぶっ壊してっけど。
「舞っ」
抱きあげた俺の顔の前には素っ裸の舞。
まん丸お腹にぷよっとした短い手足。
絶対嫁にやらぇねぇ。
ほかのやつに裸を見せるんじゃねぇぞ。
幼児体系のやっと歩き始めたばかりのやつら。
歩くより這う方がまだ早い。
「これ着せて」
翼に頭から下着をかぶせたつくしは翼から目を離さないままに俺に舞の分の着替えを渡す。
着せるより、脱がせるほうが楽なんだぞ。
それはつくしだけじゃなくこいつらも一緒。
服から逃げようとする舞の腕をつかんで入れ込む。
這い出そうとする身体を抱きかかえて逃げられないように拘束。
結構時間かかるんだよ。
これを一人でいつもやってるんだからお前はすげーよ。
着替えを終わらせた子供たちは俺らに抱かれたままようやく落ち着いた。
「私も、着替えてくるから、よろしく」
にっこりと笑ったつくしは俺に翼を預ける。
余裕の笑みを見せられた俺の右腕には舞、左腕に翼。
「着替えなくてもそのままでも俺はかまわないけど」
ニンマリと余裕の笑みでつぶやく俺。
「え? 風邪ひいちゃうよ」
一瞬見開いた瞳は細く笑みを浮かべる。
すんなりとスルーされた俺の誘い文句。
そのまま俺の横をバタバタと速足で通り過ぎるつくしを俺は見送る。
まぁ・・・
子供抱いたまんまじゃ誘惑度は落ちるよな。
・・・が・・・
もっと・・・
こう・・・・
以前のお前なら・・・・
あらわな自分の姿に気がついて・・・
真っ赤になって・・・
「バカ」とか「エッチ」とか言って見せていた羞恥心が見えねぇ。
なんか、面白くねぇ。
つまんねぇッ!