玲子さんの婚活物語 11

そろそろ玲子さんと甲斐君の恋バナも進めないといけないんですが、加川拓斗はどうしてる?

どうしてるんでしょう♪

あれで終わったらおもしろくないですよね^m^。

キリ番ゲット御礼

840000番 すいません(^_^;)文字化けでコメントいただいたのに読めませんでした。

870000番 ひろすけ様でした。

コメントありがとうございます。

キリ番はなかなか狙っても取れないですよね。

私も未だに一度もありません。

888888番 ゆうママ様でした。 

キリ番おめでとうございます。

無事DVDも届いたみたいで良かったです。

それも誕生日だなんて。

遅くなりましたが誕生日おめでとうございました。

950000番 にべ様でした。

わざわざのご連絡ありがとうございます。

しっかり認定させていただきます。

これからもよろしくお願いします。

次のキリ番は987654です。

もうすぐ100万HITだ!!!!!。

いつも感謝。      

 *

私と二人で壁の花となっている甲斐さん。

飲み物のグラスを持って壁に寄り掛かっている姿は一応カップルが出来あがってる。

御蔭で私たちに近づく異性は今のとこいない。

ただ・・・

甲斐さんの視線は玲子さんを見つめたままで、男性が近づくたびに落ち着かなくなる。

「甲斐さん、大丈夫ですか?」

「えっ?あっ・・・玲子さんモテるなって、声かけられたの3人目だぞ」

「気になります?」

「同僚だからね。ほら変な相手だと困るだろ」

困るのは玲子さんで甲斐さんじゃない。

それに玲子さんがしょうもない男に引っかかるとは思わないし。

この落ち着きのなさは同僚だからでは無理があると鈍感な私にもわかる。

背伸びして必死に玲子さんに言い寄る相手を射る様な視線で見つめ続けてる甲斐さん。

向けられた相手も感じる痛い視線に戸惑い気味に振り返る。

異様に甲斐さんだけが熱が上がって着火する寸前だ。

「・・・甲斐さん、玲子さん好きだったんですか?」

「えっ!俺!」

ドギマギとした表情で甲斐さんが私を見た。

「そ、そんな訳ないよ」

「そんな訳してます」

甲斐さんと玲子さん今までそんな感じがなくて全く気にも留めなかったが、結構お似合いな気がした。

二人とも十分すぎるほど相手の事分かってますもんね。

「つくしちゃん、うれしそうだね」

「応援しますよ」

困った様な表情を作った甲斐さんにほほ笑んだ。

「俺・・・玲子さんの事・・・そうだったのかな」

「・・・そうかもな」

いつもより凛々しく引き締まった男の顔になった甲斐さん。

「ちょっと、行ってきていい?」

「いいですよ」

「ゴメン」

背筋を伸ばして玲子さんを目指して歩みを進めていく甲斐さんを私は笑顔で見送った。

男性に囲まれた玲子さんを取り戻すつもりなのだろう。

甲斐さんに気がついた玲子さんが一瞬驚いた表情になって甲斐さんを見つめてる。

二人がうまくいけば私の役目は終わるし解放される。

それ以上にあの二人なら私もうれしい。

甲斐さんの声は聞こえないけど懸命に自分の気持ちを伝えてるのが雰囲気で解かる。

なにか玲子さんがつぶやいた。

しどろもどろの雰囲気で落ち着きがなくなる甲斐さん。

そしてにっこりと笑った玲子さんが甲斐さんの首に腕をまわして抱きついたのだった。

「君の、同僚の女性うまく行ったみたいだね」

「えっ?あっ?」

私の目の前ににっこりほほ笑んで現れたのは加川拓斗だった。

甲斐さんと玲子さん

二人がどんな会話をしたのか気になりますが、そこはじっくり甲斐さん目線でUpしたいと思ってますので、しばしお待ちを~。