ある日の一コマ(つかつく編 10)
今回は新婚編とでもいうところでしょうか(>_<)
*つくし:「朝だよ」
司 「ん―つ、気のせいじゃねぇか?」
つくし:「気のせいって・・・」
「雨も降ってるみたい」
司:「ならもう少し寝てろ」
つくし:「寝てろって・・・もう眠気なんて覚めてるし」
司:「俺がまだ起きたくねぇんだよ」
「たまにはゆっくりベットで1日中過ごすのもいいんじゃねぇか?」
つくし:「キャーツ!押し倒すなッ」
「起きる!」
司:「うだうだ言うな」
つくし:「うっ・・・そんなに抱きしめられたら動けない」
司: 「これがいいんだ」
「お前抱いてると気持ちいいし落ち着くだ」
つくし:「なに、すり寄ってるのよ。子供みたい(//////)」
「なんだか安眠枕になってる気がする」
司:「ここ数日忙しかったからゆっくり寝ていたい。寝不足だしな」
つくし:「寝不足って言う割には元気そうだけど。たまにはこんなのもいいね」
司:「こんなのって?」
つくし:「抱きしめてもらってるだけで幸せな気分になれる」
司: 「・・・」
「その言い方は気にくわねぇな」
つくし:「ん?」
司:「なにもしない方がいいって聞こえるぞ」
つくし:「なっ、なななにうつぶせにするのッ」
「手も束縛しないで、動けない」
司:「眠気覚めた。責任取れ」
つくし:「起きればいいでしょう」
「あっ・・・やっ」
「どこ触ってるッ」
司:「なにもしない方がいいか?」
つくし:「聞くなッ」
司:「熱くなってる」
つくし:「・・・んッ」
薄く開いた唇からこぼれる甘い吐息
体温が重なって・・・
まじりあって・・・
同じ熱さになる感じがたまらなく愛しい。
このベットの中から抜け出せそうもない。