ある日の一コマ(つかつく編 20)

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思い出は夢の中で 11での続きの会話の一コマです♪

司:  「嫉妬してるだろ」

つくし:「するわけないじゃん」

司:  「お前、俺からぜんぜん視線を外してないし・・・」

つくし:「それは、何か失敗するんじゃないかと心配でッ」

司  :「ウソつくな」

クチュ

つくし:(//////)

    「えっ?あっ・・いきなりって」

司:  「物欲しそうにしてるから」 

つくし:「キスしてなんて思ってないからね」

司:  「いつも強請らなくてもキスくらいしてやってるだろうが」

つくし:「やってるって・・・」   

司:  「お前に嫉妬されるんなら俺は何でもできそうだ」

    「俺に嫉妬してるって思ったら自然に顔が緩む」

    

つくし:「ここじゃ、兄妹だからねッ」

司  :「妹を抱きしめて何が悪い。妹じゃねぇし」

つくし:「バカ」

司:  「好きってしか聞こえねェけど」

つくし:「誰かに見られたらどうするのよ」

司:  「仲のいい兄妹の抱擁」

つくし:「そんな都合よく思われるわけないじゃん」

司:  「どうして?」 

つくし:「どうしてって・・・」

つくし:「道明寺・・・椿お姉さんといまだに抱き合ってるってないよ・・・ね」

司:  「?」

司:  「あっ!バカッ、気色悪い想像するなッ」

 

つくし:「すごくうろたえてない?」

司:  「お前がしょうもねェこと言うからだろうが」

つくし:「兄妹で抱き合うって無理があるでしょう?」

司:  「兄妹じゃねえし」

    「西田の奴なんでこんな設定にしたんだ」 

    

つくし:「いまさら西田さんに文句を言っても仕方ないと思うけど」

司:  「バイトが終わったら兄妹じゃねぇからな。待ってろよ」

つくし:「待ってろって・・・何を待つのよッ」    

    (//////)