君じゃなきゃダメなんだ 25
この話も3月更新2回目とすご~く遅いカメの更新。
葵をベットに運ぶところで終わったままでつくしサイドと総ちゃんサイドを付け足す横道。
そろそろ本編のお話に戻して話を進めます。
進展はあるのかな~
まだまだ結婚の道のりは遠い
ファイナルでは世界をあきら君飛び回ってる設定になってるし・・・
銃撃戦やってるし、そんな危ないところに葵ちゃん連れて行かないだろうし・・・
別れてやけになってるあきら君は見たく無し・・・
どうつなげるかなぁ~が目下の悩みどころです。
*隣の温もりを確かめるように伸ばした腕。
そこには手触りのいいわずかな温もりだけが残るだけのシーツ。
昨日のことが夢ってはずはない。
あいつらも来ていたし、あの遠慮のなさを夢に見るほど俺はお人よしじゃない。
夢ならもっと俺に気を使うあいつらを見たいものだ。
素肌にシャツを着ただけの軽い恰好で向かうリビング。
そこから煎れたてのコーヒーの香り。
マンションで葵の煎れたコーヒーを飲むのも1週間ぶり。
「あっ、おはよう」
少し照れくさそうな表情がにっこりとほほ笑む。
「朝食作ったけど」
食べるんなら葵がいいけど・・・。
そんな言葉を口にするには遅い時間。
出社まで残り時間30分。
「眠れた?」
「ぐっすり」
少しおどけて片目をつぶってウインクで返す。
君がそばにいるとよく眠れる。
「葵は?」
聞くまでもなさそうな肌のハリ。
離れていた時間は一気に収縮されて密になる。
「今日はいっしょに出よう」
二人で向かい合ってとる朝食。
たわいない会話。
何気ない時間を楽しんでる。
出社の準備を整えて部屋を二人で出る。
見上げた空は青く澄みきって晴れやかに見えるのは俺の気持ちと同調してる。
これ以上のものはいらなって気分。
「なんだか楽しそうだね」
そういう葵もすこぶる機嫌よく見える。
「やっと落着けたって感じかな」
慣れた仕草で葵の腰に回す手のひら。
この距離に感じる居心地の良さ。
「いつ、式にする?」
少しびっくりしたような表情がゆっくりと笑う。
いたづらっぽい笑みが混じってる。
「つくしちゃん達の後でしょう?」
「あいつらは来年の春。俺たちは6月頃ってあり?」
順調に行けば全く問題がない予定。
「急ぐ必要ないけど、それにいろいろ問題ありそうだしねぇ」
「問題って?」
「あきらの妹って手ごわそうだから」
「妹たちは関係ないだろう」
「だって、お兄さんの過去の女性関係バラスなんて普通しないと思うけど」
俺が浮気しそうだとか考えてないだろうなッ。
「今は、葵だけ」
「基本的にあきらは優しいから」
女性がほっとかないって拗ねた瞳を向けられた。
「ジョウダン」
小さく耳元でささやいて軽やかに数歩前に駆け出した葵が振り返る。
迎えの車の止まる車道まで数メートル。
葵を見ていた俺の視線の端に異様な感じの男がゆっくりと近づく。
深く帽子をかぶってサングラス。
人目を避けるような恰好。
片手にキラッと朝日の光を反射して光った。
危ない!
とっさの判断で葵に向かって身体ごと飛び出す。
一瞬の差でポタッと落ちる赤い血が歩道を染める。
葵から突き放すように男を蹴り上げて倒した。
「葵!」
「だいじょうぶ・・・」
痛みをこらえながら気丈につぶやく葵。
「キャーッ」
何事かと立ち止まった歩行者。
騒然とする路上。
倒れ込んだ男はすぐさま起き上がって逃げるように駆け出した。
警察とか救急車って叫ぶ声も他人事のようで、周りの音はすべてが小さくなって聞こえなくなるような錯覚が俺の身体を包み込んでいく。
葵を抱きとめる俺の腕は震えてる。
「だいじょう・・・ぶ・だから、あきらは・・・大丈夫だよね」
「俺のことはどうでもいいッ」
どうして、葵が狙われる?
俺ならわかるが・・・。
痛みに耐えるように苦痛を浮かべる葵。
絶え絶えになる息が俺の頬に触れる。
何も考えられないくらいに真っ白になる頭の中。
何もできないままにただ夢中に葵を抱きしめていた。
えーーーーーどうなるの~
ってところで続くで申し訳ありません(^_^;)
拍手コメント返礼
なおピン様
春休みに向けてストックしておこうと思ってるんですがUPしちゃいました(^_^;)
全然書き溜めれない。
> が、ここでとまる~~?!なんで葵ちゃんが?!?
ですよね。
いいところで止める私はS~♪
そういうわけじゃないんですが、続きを書きだすと今日中のUPできなくなりそうで苦渋の決断です。
>メッチャ気になる続きが目白押しで・・・
まずは明日のUPはどれがご希望ですか?
要望にお応えします。
その代り1作品だけですよ♪
UPできても3つが限度です。
b-moka様
やっと幸せが来たと思ったら・・・。
本当にこれはないですよね。天国から地獄!
そこまで私もいじわるじゃないですから、ご心配なく。
ゆめ***様
久々にあきら&葵を登場させたと思ったらこの展開!
予想はしてなかったですよね(^_^;)
実はこれは苦肉の策で~。
わくわくしていただけたのなら成功かな♪
ひつじ様
結婚秒読みって思わせてこの展開はないよ~って思われても仕方がないいじわるをしてしみました。
あきら君は大切にしたかったキャラんですけどね。
美優様
>ハラハラのまま放置プレイ~?・・・やはり、貴女様はS!
それを見てワクワクしている私もドS! 「Sの会」「ドS会」会名はどちらにしましょうか?
放置プレイって言われれば確かにそうかも♪
「Sの会」「ドS会」も結成!?
それでは「ドS友の会」結成式を!
そこまでドSじゃないですからぁ~ ← まだあきらめずに言ってる私
なおピン様
食いつきがすごいですね。(笑)
本マグロを1匹釣りあげたような手ごたえが~。
こんなに喜んでもらえてうれしいです。
それではリクエストにお応えして更新しますね。
ゆげ様
>あきらくん&葵ちゃんは、つかつくと違って大人で、落ち着いた感じがいいな~♪なんて思いながら読んでいたら、まさかの事件発生?!なぜ葵ちゃんが狙われちゃうのでしょう?!
それはゆっくりと♪ばらしていきます!
ゆげ様の想像のどれか当たってるかなぁ~
考えられるのはそういうところですよね。
じゅ*様
久しぶりに来てこの展開じゃ「えーーーーっ」ですよね。(^_^;)
爆弾落下されたみたいな衝撃!
眠れない!って書き込みもあって次の日には続きをUP7しました。
じゅ*様はすぐに読めたからその分、衝撃は少なかったんじゃないのかな?
hanairo様
こんにちは♪
お久しぶりにコメントを頂き舞い上がり気味です♪
殺人未遂事件!
確かにそうだわ(^_^;)