☆ 手巻きのおまけの話 番外編

このお話完全にカテゴリー違いです。

顔を真っ赤にしてる奥さんを見て嬉しそうに見つめちゃってるであろうお二方。

そんな話が見たいってリクが来ちゃったよ。

まずは久し振りにあきらと葵ちゃんカップルでいっちゃいます♪

次はつかつくで~

2話続けては無理なのでつかつくはソフトに笑いに移行させよと密かに思っております。

*続きの部分からはR18 禁です。

(今回はあきらと葵ちゃんです)

年齢に満たない方はお控えください。

成年でも、そのような表現がお嫌いな方はお戻りくださますようお願いいたします。

「佑・・・ぐっすり寝ちゃてる」

「これじゃ当分起きないな」

俺の声に振り向いた葵の頬に唇が触れた。

一瞬戸惑った表情は触れあった距離をわずかに遠のかせる。

「なに逃げてるの?」

「逃げてるだけじゃなくて驚いただけだから」

バカにしたでしょと非難めいた瞳で見つめながら肩にのせていた俺の手をギュッと葵が握った。

頬に触れただけの軽めのキスで動揺を見せながらそれを隠されるってことが今でも新鮮に思えてくる。

これだから司のはじめて発言に赤らむんだろうけどな。

「お前の初めても俺が全部経験させたかったけどな」

「え?」

鼻先が触れあう距離で吐く息が混じりあう。

「大人で経験することは全部あきらに教えてもらったって思ってるけど」

「葵は素直で覚えのいい生徒だったもんな」

「先生がいいから」

クスッと笑った唇は軽く俺の唇に触れる。

唇は直ぐに離れたのに離れたくないと言いたげに鼻先だけの触れ合い。

それがくすぐったい感情を俺にこすり付けてくる。

あいつらといるときは照れて何も言えなくなる葵が俺だけに見せる大胆さ。

「テストするか?」

「え?テスト?」

「教えた通り出来るかどうか最終試験」

「これが最後でいいんだ?」

「落第させればいい事だろう?」

「最初から落ちるって分ってる試験受ける人はいないと思いますけど」

笑いあいながらこんなやり取りが葵とできるようになったのはいつの頃からだろう。

「お前さ、俺との初めて覚えてるか?」

さすがにそこは顔を赤らめてる。

「覚えてるみたいだな」

「すっかり忘れちゃってるかもよ」

「私もあきらの初めて全部欲しかったな」

憂いを帯びた瞳で見つめられると強気で押すことを忘れそうになる。

「過去は消せないけど上書きで新しくなったことしか今の俺は覚えてないから。

今は葵、お前の事だけしか思い出せないんだ」

腕を葵の腰に回してグッと引き寄せた。

「あのさ・・・ここ、佑の部屋だから・・・」

葵の指先は俺のシャツのボタンを弄ぶように動いてる。

ボタンを早く外したくてしょうがないって仕草が簡単に俺を煽ぐ。

ドアをひとつ開ければ何も問題ない2人の寝室。

押倒した葵を跨ぐ形で両腕を葵の両脇に付く。

首の付け根に埋めた顔。

唇がシルクの様な温もりの肌を楽しむ。

なめらかな感触に直ぐに呼吸が早くなってくるのが自分でも分かる。

葵の一つ一つの曲線のすべてをこの指さきが唇が覚えてる。

たとえ目が見えなくなったとしても俺は葵の手触りは直ぐに分るに違いないいだろう。

白い肩からくびれたウエスト、まるびを帯びたヒップへと這わせた指先。

スカートの裾は脚の上まですでにずり上がってしまってる。

今は直ぐにでも快感の喘ぎを葵の口元から引き出したい欲望が胸の中で燃え上がらせてしまってる。

胸の膨らみを覆った手の平から伝わる温もりと弾力。

指先で触れた頂。

何度となく触れた後にこらえきれなくなったように葵の唇が俺の名を呼ぶ。

それは押し殺したような叫び。

「かわいい、声が聞かせろよ」

閉じていた瞼がゆるゆると動いて動いた瞳が視点が定まらないままに俺を見つめてる。

俺の首に両手を回し押しつけてきた唇。

むさぼるような口づけ。

俺を誘うにはそれだけで十分すぎる。

その温もりは俺を惑わして溺れさせる。

片足をウエストに絡ませ自ら身体を引き寄せてきたのは葵。

さらに深まるキスは俺達の息をピタリと合わせてる。

葵の唇から差し込んだ舌先は熱い口の中を探ってそれに応えるように絡んでくる葵の舌先。

吸いついた感覚がまた新しい刺激を求めてる。

葵の身体が震えてるのが分る。

手の平に激しい鼓動が伝わりそれに呼応するように俺の心臓も早鐘を打ち出した。

高まる欲望は落ち着き先を探す様に葵の身体の隅々を探る。

直ぐにでも・・・

葵の温もりの中に自分自身を沈めて究極の絆を結びたいのに、乱れた葵を見たいって欲望が首をもたげてる。

どうやって触れればいいかはわかり過ぎるほど分っている。

すでに愛液を満たしだした蜜壺を丹念になぞって深いところに差し込んだ指先。

舌と指が同時に蠢きそれに合せる様に葵の腰が浮きあがる。

もっと欲しいと俺を強請る様に・・・。

一気に引き抜いた指を責めるように・・・。

「あっ・・・」と切ない声を葵が上げた。

うつぶせに葵の身体を返しながら後ろから一気に貫いた。

濡れた音に触発された様に甘い悲鳴が葵の口から漏れる。

身体を揺さぶり何度も何度も貫く俺を外側からキュンと締め付ける感覚が刺激する。

「そんなに、絞めるな」

「絞めてな・・・んか・・・ない・・・」

途切れ途切れの声に首を横に振る葵。

俺の動きに合せるように腰を振る葵。

2人を乗せたベットがリズミカルに軋む音を上げてる。

「んっ・・・・」

最奥を俺が突いた瞬間に快感が高まった様に葵の全身の筋肉が収縮したと感じた。

熱を葵の奥で解き放したあとで緊張していた身体が同時に弛緩していく。

ゆっくりと落ち着きを取り戻していく互いの心音が心地よく耳に響く。

「まだ、夕方だから時間はたっぷりある」

うつぶせのまま横たわっていた葵の背中に落とすキス。

唇に身体がビクッとびくついた感覚が伝わる。

てか、ここは喜べよ。

まだ合格を出すのは早そうだ。

拍手コメント返礼

ゆきこ 様

ご希望のお話の仕上がりはいかがだったでしょうか?

あきらくんの指導がいいから葵ちゃん大胆なんですよね。

そこがつかつくと違うところ。

おねェさま相手にいっぱい手技を身につけてそうなあきらくんですからね。(笑)

次はつかつくでホッとにいきます。

あっ・・・ホッとじゃなかったんだった。(^_^;)

うさこ 様

いきなり試験じゃなく過去問をやって復讐して本番へ!

問題集開いた途端に何も考えられなくなりそうなんですけどね。(笑)

試験受けなくても満足できちゃいそうよ。

試験中の妨害者は佑クンかな?

中断したら後日におさらい待ってるとおもいます。

なる様

よそ様のを覗き見ってぇ~

確かにそうですよね。

つかつくよりドキドキ感が上昇するのはそのせいかも~。

出勤前の大人タイムは御気をつけください。