Rainy Blue 32

おはようございます。

えーと、あとお話再開してないのは・・・

『ウエディング~』のお話と駿君、舞ちゃんたちの子供の達のお話が二話。

『雨夜~』のお話はネクタイ買うとこから進めてないかった・・・・(^_^;)

『春光~』は完全に筆が止ってるしなぁ・・・

総ちゃん主役にすると私には書けないってことが判明。

あきらと葵みたいにぴったりくるオリキャラが作れなかったのが一つの要因だなぁ。

類とともに独身貴族でいってもらおう。

いや・・・隠し子が実はいたってパターン捨てきれてない自分がいます。

早くレイニー終わらせよう。

そのまえにちょっと小話。

司とつくしの隣りの部屋では・・・

「やけに静かだな」

「隣の声が丸聞こえの様な造りにはなってないだろうしな。

心配ねェだろう」

壁に耳を当てる冗談にあきた総二郎とあきら。

優雅にソファーに座って色気を漂わせてるイケメン二人。

壁に耳を当てて遊んでいたとは思えない雰囲気に一気に変わる。

「司が泊めた女って何者なんだ?」

「蓮華とかいう女?」

「今回は司を落とす目的で近づいたわけじゃないからそこまで大きな事件にはならなかったけどな」

視線を天井に向けた総二郎が独り言のようにつぶやく。

「結局は三角関係だろう」

総二郎の独り言をしっかり受け取るあきら。

「司も牧野も相変らず関係ないトラブルを背負いこんで自分たちのトラブルにしたってことだろう」

「それに毎回も巻き込まれる俺達も結局はあいつらのことをほっとけないってわけだ」

ふと合わさった視線はどちらからともなく目を細める。

「割に合わないよな」

「今回はましな方じゃねぇの」

愚痴も愚痴にならない声。

「牧野を悲しませたことは司の大きな失態でしょう」

類だけは笑を浮かべることなく冷静に言葉を発してる。

「自分は牧野が俺達とちょっと仲良く話すだけで嫉妬するのにな」

牧野の事を一番に気にかけてる類の心情を知ってる二人はそれには触れない態度を作る。

「どっちだと思う?」

ワイングラスを傾けてあきらのグラスにコツンと軽く当てる総二郎。

「総二郎が聞いてるの司の寝不足の原因だよな?」

分ってること聞くなと目で合図を送る総二郎にあきらがクスッと笑みをこぼす。

「やっちゃえば、やっちゃったで朝までってことありだよな?」

「牧野に相手にされずふて寝の司も寝れないだろう」

「俺はふて寝に一票」

「意外と今回はイケるかもしれないぞ」

なんだかんだと言いながら司の事を心配してる表情を浮かべてる二人。

「司・・・、随分貯めちゃってるだろうからね」

自分たちの会話を聞いてない素振りの類がぼっそっとつぶやく。

「貯めちゃってるって・・・」

「類っ!」

類のその言葉に顔を見合わせた二人が吹き出した。

俺は・・・

どうして・・・

こいつと離れ離れでいることが出来たのだろう。

抱き締めた柔肌から立ち上る石鹸の香。

濡れたまま乾ききってない黒髪がその艶やかさを際立たせて俺の頬に触れる。

会いたかった。

そんな言葉だけじゃ言い表せようがない切望。

会えなくても思いあってれば大丈夫とか、しばらくの辛抱とかそんな言葉はまやかしだって鼻で笑ってやるよ。

ふと気が付くとこいつの事を考えては思い出した。

似たような声が聞こえて振り向いたら全然違う英語の会話。

ランチに出てきた肉料理を見れば口いっぱい頬張っておいしそうに食べる牧野が思い浮かぶ。

まったく関係ないようなことでもそこから0.01%の些細なことを牧野につなげて思い出てしまう自分。

思い出すことで寂しさを紛らわせてたんだ。

もう・・・・

離れらんねェよ。

心臓の音が部屋中に響くほど落着けない。

「心臓がどきどきする」

そう言ったのは牧野の方。

それも俺の手首を掴んで自分の左胸に掌を引き寄せた。

ふっくらとした弾力を・・・

まるびを帯びた形を・・・

指先がしっかり感じとる。

牧野の心音なんてまったく感じない。

俺の心臓が自分の指先に移動したみたいだ。

俺に胸を触れせて何とも思ってねェ顔が俺を無邪気に見上げてる。

この状況で我慢出来る男なんていたらお目にかかりたい。

「誘ってんのか?」

離すつもりの指先は無意識に力を込めてしまっていた。

指先が牧野の胸を押さえて僅かに沈む。

唇から発した声も何時もより緊張してるようで発した後も喉の奥に声が張りつてるみたいだ。

指先が与えた刺激に気がついたように牧野が自分の胸元に視線を落とす。

俺の手の甲に置かれた牧野の手の平が逃げるように動くのを俺の片方の腕が抑え込む。

重なった4つの掌はそのまま俺達の肌を密に重ねあう。

ドクンと手のひらに響く心臓の音がともに重なって響いてまじりあってる。

バスローブの胸元から躊躇することなくすべりこませた指先が直に牧野の膨らみを捉えた。

「あっ・・・」

小さく吐いた悲鳴を塞ぐように重ねた唇。

首を後ろにそらせた牧野の首筋がやけに白くて艶めかしくて俺を誘う。

開いた口元から滑り込ませた舌は直ぐに牧野の舌を捉える。

唇を重ねるだけの優しいキスから柔らかな舌を絡め合う情熱的なキス。

息を継ごうとして俺の唇と舌から逃れようとする牧野を逃がさない様にキスを深めていく。

身体の火照りを俺に示す様に牧野の肌が赤く熱を持つ。

バスローブと胸元の間で膨らみに沈み込んで揉みしだく指先の動きで、牧野の肩からバスローブが滑り落ちて、露わになる裸体。

それにも気が付かない様子の牧野がしがみつくように俺に背中に腕を回してきた。

お二人さん。

そこまだソファーですよね?

つくしちゃん床に座ったままだし・・・・

お初が床の上?ソファーの上?で大丈夫なのかしらと心配。

それよりここで終るか!!!

お叱りの声が聞こえるのは空耳だ~(^_^;)

拍手コメント返礼

みわちゃん様

つかつくより実はお隣さんが気になってた私です。

それでもって類の一言!失言の分類なのに楽しいの~

あそこまで行ったらもう後戻りできませんよね司君♪

つくしに殴られたら分からないけどな~

still・・・ 様

ここでお預けにしたら・・・

私は殺される・・・(^_^;)

でも!でも!でもでもでもでも!

濃厚にRをつけると見せかけて~

軽くぼかして終わらせるって手法もあるんですよね。

どっちがお好みですかぁぁぁぁぁ

Gods & Death 様

京懐石いいなぁ~

最近居住地にすっかり根を張ってしまって動いてない私。

誰か私をどこかに連れてって~~~~~~

お孫ちゃんに会えないのは残念でしょうけど楽しめるところは楽しんでくださいね。

やなぎ 様

>まさか、ここで終わりじゃないですよね〜^_^

はい、終わりにはできないです。♪

なる 様

きゃ~なる様久々にお名前を拝見できてテンション上昇しちゃいました。

お忙しかったんですね。

至福のタイムはここからですよ~

しばしお待ちを♪

ソファーならまだいいですがこのままだと床におさえつけてしまう恐れもあります。

柔らかいとこでお試ししないとなぁ~

場所が変わって冷静さを取り戻すつくしちゃん。

その手があったか!( ..)φメモメモ

絵梨 様

ドキドキして読んでここで終るって・・・

意地悪ですよね。

うんうん。

頷く私は相当な悪だなぁ。(^_^;)

お星さまの期待UP120%くらいかな(笑)

ゆみん様

司にくわすつもりですねのコメントにニンマリしちゃいました。

食われるのか食わすのか・・・

なんとなく微妙に違うんですよね。

どっちのパターンでいこうかな♪

akko

そうですよね。いろいろ痛いからベッドで優しくね♪

初乗りは丁寧に我慢強く静かに乗るのよ~

うさこ 様

PCテンプレート変えてみました。

二度見された方結構いらっしゃったみたいです。

ここは司の頑張りよりつくしちゃんの頑張りなんですよね。

旗を振って応援しちゃいましょうか。