道明寺家の正しい大晦日の過ごし方(2014)

さぁ、今年も今日が大晦日。

早かったな・・・

今年は何事もなく平穏無事にブログを運営することが出来ました。

心や穏やかに新年が迎えられそうです。

5年間に頂いた拍手総数も30万を超えました。

ひと月で5千を超える計算です。

沢山の方に訪問いただきそして拍手やコメントが私のエネルギーになってます。

今年もお世話になりました。

皆様良いお年をお迎えください。

新年第一弾は元日直ぐにお届けしますのでお楽しみに♪

「落ち着くな」

私と対座して座る司は半纏を着こむ。

毎年恒例になりつつある洋室の中に年末に登場する和の間。

そこにはしっかりコタツとその上にはみかん。

違和感ありすぎるとりあわせにだんだんと慣れてきた私がいる。

のんびりとしてる気の抜けた司が見れるのは嬉しいけどこれになかなか落ち着かない。

一枚数千円の大量生産の半纏の下はカシミアのセーターじゃなく、それ担う上下の室内着。

「お前の実家じゃこれだろう」ってね。

そこまで合せなくてもいいと思う。

その膝の上にはちやっかり舞が座っちゃってる。

私の両隣りには駿と翼のハンサムボーイ。

F4に取り囲まれたあの時代を思い出させる。

人数は減っちゃってるけど心の高揚感は一緒だよ。

なんていったら完璧に拗ねちゃいそうな子供な大人が目の前で舞を相手に目じりを下げちゃってる。

「始まったよ」

家族で見る年末のテレビは世間一般と変わりなく国営テレビ。

「5年連続なんだよね」

始まりに出て来た5人組。

「僕の年と一緒だ」

「一緒だ」

翼が駿の口真似。

おいおい、君はまだ2歳だぞ。

家族5人が同じように半纏を着こんで迎える大晦日。

新年が明けたら礼儀作法を要求される行事がたくさん待ってる。

年をまたいだこの違いはなんなんだろうと可笑しくなる。

「パパ、いりゅ」

司の膝の上でテレビの中のアイドルと司を不思議そうに眺める舞。

テレビの中はパパじゃないから。

「おい、間違うな。あれは他人だ

パパはこっち」

真剣な表情で舞の説得にかかる司。

それでもテレビに中の人物をキラキラとした瞳で嬉しそうに見つめてはその視線のままで舞は司を見つめてる。

「舞、実物のパパの方がカッコいいだろう」

無理矢理に頬をスリスリしだした司に何故か喜んじゃって舞はきやっきゃと明るい声を上げっぱなし。

あっ・・・

頬づりだけじゃなく舞の身体をくすぐってるだけだった。

「あっ、○○ウォッチだ」

一気にテンションを上げた子供達。

パパ似のアイドルも私も司も完全に子供達の興味の中から外れてしまってる。

「負けたね」

「負けてねェよ。俺たちがこいつ等のそばにいるからこいつ等も安心しきって楽しんでるだろ」

「強がってない?」

「ねぇよ」

そう言った司がニンマリと微笑む。

「ちょっ、なにしてんの?」

道明寺の足先が私の膝の間を割る様にツンツンと動く。

慌てて浮き上げてしまった腰。

その瞬間を待っていたように私の太ももの間に司の足が潜り込んできた。

「やめてよね」

ほぼ本気なのに子供達に気付かれたくないから大声が出せない。

それを計算ずくでこの男はッ!

「あっ!そろそろお蕎麦の準備しなきゃ」

取り繕ろったように慌てて立ち上がった私を子供達がジッと見てる。

無邪気な澄んだ瞳に見つめられたボッと身体が熱い。

そして私をからかってた張本人は大声で笑い声を上げちゃってる。

そんなに喜ぶな!

「もう、触らせないから」

司の耳元でシッカリとキツイ口調で告げる。

「無駄な抵抗ってこと知ってるか?」

「今日は子供達と一緒に寝るから」

プイとソッポを向いてキッチンに向う私の後ろでドタッと司が焦ってこけたのが分かった。

今年最後もお預けのお話でおしまいなのかなぁ~

我が家の司君はなまころがしが似合うと思ってるのは私だけかしら?

来年もっとイチャコラが増えるかどうかは皆様の後押しにかかっております。

拍手コメント返礼

akko 様

家族そろって寝ちゃうことも小さいうちだけですからね。

いいじゃないのぉ~

という年越し。

ミーシャン様

明けましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いします。

なる 様

昨年中はたくさんのコメントを頂きエネルギーを頂きました。

感謝。

優勝旗5人組もらいましたね。

良い年明けでした。