Unfair 16
時々はぴまり検索でたどり着きましたというPw申請が舞いこみます。
更新頻度は低いので申し訳なんですけどね。(;^ω^)
ありがたいことです。
PW付のお話も少なくてごめんなさい。
この話の最後に必ずやお届けします。
花男の二次を扱ってるマスター様は増えているので、そろそろ引退して、はぴまりに移行してしまおうかと浮気心が出てくるんですが
まだまだ花男は書き足らないんですよね。
なんでしょう、似たようなこと書いてると思いつつ書きたくなるのは?
これがやっぱりF4とつくしの魅力のなせる業なんでしょうか。
花男の舞台も見たいなぁ~
たいした牙もない小さな子犬が牙をむく5秒前って感じの千和。
ギャーギャーうるさくまとわりつく前に黙らせる方法ある。
何言われても負けないから!
そんな強気な瞳が真剣に俺を見つめてくる。
「もうやめた」
え?
俺の言葉の意味を理解しようと必死になってる顔面白い。
絶対わかるわけない。
こいつ中心になりつつある俺の世界。
離れれば少しは元の俺に戻ることができるかと思ったら無駄だった。
自分が好きかってやってるのは許せても俺の知らに時間を千和が過ごすのは無性に気になる。
お前の居場所を必死で探して追いかけるだなんて俺のプライドずたずただぞ。
だから・・・
無駄にお前から離れようとすることを俺はやめる。
そばにいたら触れたくて、そばにいなければ余計に触れたくなる。
バカみたいにお前に惚れている。
お前から離れようとして自分を追い込んでしまった。
腕に回された千和の腕の温もり。
ほかの女なら抱き付かれても冷静を保てる。
お前だけは特別に俺の心を乱す。
社長室で押し倒したくなる感情を理性で何度となく抑えたってこいつが知ったらどんな表情を浮かべるのだろう。
「俺以上にお前を夢中にさせくれそうな男がいたか?」
「北斗みたいに俺様じゃなくて、やさしくて、料理を取り皿に持ってくれたり私のこと気にかけてくれる人いたけどね」
「へぇ、そうか」
「へぇって・・・それだけ!」
不満そうな千和の表情。
俺に反抗心を見せるならもっと勉強しろ。
「なんだ?俺に嫉妬してほしいって顔だな」
「別にそうじゃないけど」
この後の飲み会についていかなくて帰る素振りを見せてる千和。
その時点でお前の心は俺に向いていたってことだ。
嫉妬心からどうお前をいじろうかってことに俺の興味は移ってる。
「帰るんだろう?」
「まだちょっと飲み足らないかな?
ほら、北斗との飲むことってあんまりないかったから、今日はいい機会じゃないかな?
北斗の行きつけのお店でいいから」
こいつの言う行きつけはたぶん連日で香水の匂いをつけて帰ってきたあの店。
美咲の行き着けで美咲に連れていかれて気に入って通うようになった。
偶然久ぶりにあの店であった時、私のテリトリーだと俺を見る美咲の瞳は俺を非難していた。
そこにこいつと行くほど俺は野暮じゃない。
お気に入りの店を一つなくしてわずかに落ち込んでるんだ。
「俺が知ってる店っていったら・・・」
考え込む俺を下から千和が覗き込んでるのが見えた。
「キャッ!」
俺を覗き込んでいた千和の唇がわななくのが見えた。
「それって・・・私が夜のバイトしてた店じゃない!行ってたの?」
誰が行くか!
「冗談だよ」
ゆっくりと腕を組んだまま歩道を並んで歩く。
ぶつぶつと口を尖らせて不満たっぷりの千和。
それなのに腕は組んだままぴったりと寄り添った身体。
「千和・・・」
「ん?」
「好きだ・・・」
耳元で小さくささやく声。
その声に焦るように千和の脚が止まった。
「なに?聞こえなかった。もう一回言って!」
ランランと輝く期待してる瞳が俺を見つめる。
しっかり聞こえてるじゃねぇか。
「二度と言わねぇ」
「だめ、ずるい!」
俺の腕すがりついてくる千和を強引に引っ張って街の中を歩く。
キャンキャンとうるさく鳴くこいつを今すぐ抱きしめて黙らせたい。
「ベッドの中でまた言ってやるよ」
俺の言葉で千和がおとなしくなった。
拍手コメント返礼
スリーシスターズ様
北斗に千和、本当に久しぶりですよね。(笑)
なんとか終わりが見えてきました。
これを書き終わったら親子のお話をまた書きたいと思ってます。
俺様なのに司とはまた違う魅力の北斗~
この千和を手玉に取る感じがいいですよね。
寝てる間のお供ははぴまりだったんですね。
私も読みなおそうかなぁ~
さいちゃん 様
無駄な抵抗をしていたのは千和だけじゃないかったんですよね。
北斗の抵抗は千和には見えにくいでしょうけどね。
さて抵抗やめた北斗君は大変かも~
きのぴ様
落ち着くところに落ち着いてこの後は北斗の独断場~♪
早く北斗のパパさんぶりも見たいんですよね。