Unfair 17

ごめんなさい~

なかなか進まなくて・・・(;^ω^)

ようやくお届け♪

「いつまで俺たちを待たせるんだ」

北斗だけじゃなく千和にも睨まれてるなぁ・・・

意表をつく突然の告白。

低めの声と瞳の中に揺らぐ甘い熱。

熱く見つめる北斗のその表情は情熱のこもる熱で私を惹きつけていく。

一気にぼっとなっちゃうから北斗の好きだの声が記憶に残らないままに私の頭の中を通りすぎていく。

さぁ来るぞと身構えられたらしっかりと北斗の声を記録することができるのに。

「もう一回言って」

そう強請っても意地悪に口角を上げた北斗は意地悪な態度で私をあしらう。

本当はもっと愛の言葉を言ってもらいたいのにもったいつけちゃってさ。

言わせてやるからって思ったら・・・

ベッドの中でって

そんなの男が女を口説くための常套句でしょっ!

いわれてもこれも北斗に夢中で覚えてられないけど。

「あのさ・・・昨日もだったのに?」

帰りの遅い北斗にその理由を詰め寄った夜。

設楽さんと一緒。

元カノと一緒の旦那に気分を害するのは当たり前だって思う。

それも美人でできる女の代表のような女性。

それじゃなくてもかっこいい北斗に10人並の容姿の私がつりあってるのか不安になるのにッ。

今は何もないと思うけど・・・

北斗の熱い唇も・・・

甘く肌を撫でていく甘い愛撫も・・・

北斗の切なくやるせないように表情が揺らいで私の中で経てる瞬間も・・・

きっとあの人は知っている。

それは北斗の過去。

わかってるずなのに・・・

もやっとした思いは一生心のどこかに引っかかってるんだと思う。

私を誤魔化すように抱いた北斗にも・・・

その北斗に直ぐに夢中にさせられた自分にも納得してない。

それなのに今回は俺に好きっていってほしければ抱かれろって北斗は勝手に命令権を発布したようなもの。

なのに強く否定できないのはやっぱり・・・その・・・

合コンに参加してしまった私の負い目。

たぶんそれは北斗もわかってる。

わかってなくてもかなり強引で私を焦らせることにはほんと長けて楽しんでる北斗に私がかなうはずがない。

それでも、じゃ帰ろうかなんて言わない。

「私をその気にさせなきゃ無理なんじゃない」

簡単に落ちるって思われるのはシャク。

北斗の足が一歩私に近づく。

そんなの簡単の余裕の表情の北斗は直ぐ目の前。

私をその気にさせるの無理じゃないことは日頃の夜の流れで立証済み。

どんなドSな言葉が返ってくるのか。

ここはしっかり、身構えてまつ。

両足を踏ん張って口をつぐんでしっかりと目を閉じる私の姿に色気のいの字も北斗はまったく感じないって思う。

えっ!

頸部にぎゅっと回された腕の感覚。

首筋に感じる柔らかな感触。

チュッと吸い上げて肌を離すまでの甘い時間。

きっと痕が付いてるよね。

頬に触れる北斗の柔らかい髪。

北斗の動きでかすかに頬を撫でるように触れる髪の毛にまでビクッと感じてしまってる。

「知ってるか?」

首筋から離れた唇が私の耳たぶを軽く噛むようにつぶやく。

「首筋へのキスは執着の心理の現れらしい」

ついでのように「耳へのキスは自分のものにしたいって現れだ」とささやく北斗の声。

どんなアルコールより北斗の低く甘い声が私の身体の奥まで沁みこんでくる。

もう立ってられなくなりそうで膝ががくっんとふるえてきた。

私をささえるようにすぐに受け止めた北斗。

「ありがとう」

見上げて瞳が映したのはいつものように自信たっぷりな北斗。

その瞳には確かに私に対する欲望が見えるから抗えなくなる。

「帰るぞ」

手を上げた乗りこんだタクシー。

助手席で頭を肩にもたげた私の肩を北斗が抱く。

マンションまでの時間がいつもよりダントツで長い気がした。

いや~キスっていろんな意味あるんですね。

おでこのキス・・・祝福・友情

髪へのキス・・・思慕

まぶたにキス・・・相手の女性を理想の女性として、憧れている気持ち

頬へのキス・・・親愛

手の甲にキス…尊敬・敬愛

司だとキスの意味とか興味なさそうですが、つくしちゃんの耳に本能で四六時中チュウしてたりして・・・(;^ω^)

拍手コメン返礼

スリーシスターズ 様

ときどき起こる2話アップ♪

以前よりは少なくなりましたが忘れたころにやります!(笑)

北斗にこのセリフいわれてキスされたら千和秒殺間違いなしだとおもいます。

ここからPWに持っていくと私が崩壊しそうで~

司の場合は本能がつくしを執着ですからね。

きのぴ 様

ますます期待!

春休み終了までおまちいたらければと思います。(;^ω^)

まっきー 様

無事に帰ってきました。

楽しんで帰ってきたらおっしゃる通り洗濯物の山。

天気が良かっただけ助かりました。

え?

北斗が司を抜きそう!

それわかります。

大人の雰囲気がねぇ~

復活の拍手コメ残念ながら届いてませんでした~

次回更新時はもっと熱い二人をお届け予定です。

これ以上になったら千和は壊れないか心配かも~(;^ω^)