戯れの恋は愛に揺れる  13

いよいよクライマックス!

どんな?

司皇子最後まで行き着けるかな・・・(;^ω^)

俺に会いたくて下働きになって宮にもぐりこんだ。

そう思えればどれだけうれしかったか。

苦痛に唇をゆがませるつくし。

不安に揺れる落ち着きのない瞳が司に注がれてる。

先ほど面した光景はどうしようもなく司をいら立たせて乱暴に追い立てる。

どれだけ俺がお前をこの宮に、俺のそばに向かえるのを待ち望んでいたのかわからないのか。

自分のことなど忘れてるようなつくしの仕打ちが司を冷たく豹変させたのは言うまでもない。

「何を・・・」

頭上で片手で押さえこまれた両方の手首は骨が折れるのではないかと思える力で、到底つくしに刃抗えない。

「なにを・・・って?

俺のものにするっていってるだけだ」

かすかに外から差し込む日の光が司の瞳に剣呑な光を宿す。

「目障りなら、もう二度とここに来ませんから」

つくしは許してくれるように司に何度も訴えた。

「宮にお前をもぐりこませるのは一人じゃ無理だったろ?

誰か手引きしたものがいるよな?

そいつはだれだ?

お前が黙っていても見つけ出して罰を与えるのは簡単だ」

確かに司のもとに行けるように手を貸してくれたのはあの3人だ。

類の君と総二郎の君、そしてあきらの君。

司に引きたてられる自分を心配そうに見つめていた。

司はつくしのために手を貸してくれた3人を見つけ出して、罰を与えるというのだ。

その言葉につくしは顔色をうしなった。

あの3人に迷惑はかけらない。

もしかしたらその害は」父にまで及ぶかもしれない。

底知れぬ恐ろしさをつくしは初めて司に感じた。

「私なら罰をうけます」

すべての罪は自分一人にとどめてほしい。

もしかしたら、それが理由となって腰入れの話はなくなるかもしれない。

ふとそんな考えがつくしの頭をよぎる。

そうなれば東宮だけじゃなく、今自分の目の前にいる司に被害が及ぶ可能性もあることにつくしは気が付いた。

どうしてもここから逃げだして自分の屋敷に何事もなかったように変える必要がつくしにある。

「しゃべるな」

触れて直ぐに離れた唇が直ぐに吸い付いてくる。

「・・・っ・・・」

思わず息を飲んだつくしの胸元を司の腕が左右に開いた。

下働きの貧素な一重の着物の無防備さ。

「ヤッ・・・」

つくしの声など無視するように柔らかな胸の膨らみを司の冷たい指先が包みこむ。

胸元に差し込んでただ触れてきた先ほどの動きとはとはまた違った感覚。

艶めかしい手つきで司の掌がつくしの膨らみを揉みしだいていく。

自分を見下ろす司の瞳に浮かんだ欲望に気が付いたもののつくしにはどうしていいのか全くわからない。

何もわからないことへの恐怖につくしは震える。

「んっ・・・」

胸をやさしく圧される感覚にいつの間にか震えが止まり緊張がほどけてため息はこぼれた。

何もかわらないことをされるのは不安なはずなのに胸の奥にチラチラと火花が見える。

なんとも言えない感覚に陥りそうなつくしが見たのは形の良い口に笑みを浮かべてる司。

つくしの乳房に触れるのを楽しんでるような表情に見える。

「お前は俺のものだ」

何度となくそうつぶやきながら司は熱を帯び始めたつくしの頬をじっと見つめる。

つくしの肌をすべる司の悩ましい指先の動きから司の欲望がその手先から伝わってつくしは少しずつ追い詰められる感覚に陥ってくる。

腰に落ちてきた指先はそのまま紐をスルリと解けた。

どこかでやめなければ・・・

そんな警戒心はほどけた紐とともに抜け落ちたような気がした。

上半身の素肌がひんやりとた空気にさらされる。

横暴だとはねつけるにはつくしには急速すぎてその変化に対応できない。

どこか嫌いになる欠点を見つけて忘れるつもりだった。

そばにいれるだけでよかった。

強引に口づけされて、司に押さえこまれてこれ以上に密着できないほどに身体を寄せあってる。

司に振れられるたびに想像もできなかった疼きが身体を煽る。

どうして・・・

こんなことをするのかつくしは司に訪ねたかった。

しかし口を開けば甘い声が唇からこぼれそうでつくしは歯を食いしばる。

司の手のひらの中で薄赤い胸の突起がツンと固く尖っていく。

耐えようとすればするほど神経が過敏に反応を見せる。

身体は心を裏切り司の愛撫に応えてしまってる。

身体を愛撫されて悦ぶなんて信じたくなかった。

これ以上触れればつくしが司を忘れるなんてできそうもない。

それでも自分は東宮に嫁ぐと決まった身なのだ。

嫌いだと打ち消す言葉を・・・

司を拒もうとする意思を・・・

頭に浮かべた先から司の触れる指先が、肌をなぞるように滑って甘く吸い上げる唇が奪い去る。

「あっ・・・痛いっ・・・」

身体を突然引き裂かれるような痛みに耐えるようにつくしは司にしがみついてしまっていた。

前半ドキドキさせて最後はぼかす手法。

ここをPW付にしちゃうとどうしても話がおかしくなるので今回はこんな仕上がりにしちゃいました。

どこかでこのおはなしの大事なところはお☆として限定公開にしたいとは思っております。

拍手コメント返礼

やなぎ 様

話題にしだしたらつきない気がします。

真央大学実は大野君がでていたドラマ魔王につながっていたとか。

私たちにとったら真央は真央なんですよね。(笑)

一度話題で盛り上がりたいところですね。

スリーシスターズ 様

拍手コメ投稿調子悪いんですね。

なんでだろう・・・(;^ω^)

何度もの挑戦ありがたいです。

エラーなるショック結構ありますからね。

最近我が家のPCの調子が悪く直ぐ固まっちゃって二次を書いてるときに投稿した途端のエラー表示に愕然となったのが昨日でした。

同じ文章は二度と書けないからもう大変ですよ。

二人の誤解もそろそろといてあげたいところですよね。

お話終わっちゃいますけどね。(;^ω^)

復活LOVEの初回限定盤ゲッドおめでとうございます。

そんなことあるんだ。

手にいる運命だったということでしょう。

>0.1%の恋のmizuta様のコメント、最高でした。 ひ~様ぜひぜひお話を!!

mizuta様言われちゃったよ~

どうお話を作ろうかなぁ(^^♪

yumi 様

この後すぐにでも誤解が解ければめでたし、めでたしなんですけどね。

もう少し引っ張らせくださいませ~

そう簡単にはハッピーにはしません ← なんて意地悪なんだぁ~